ラーメン・テー - 東京国際映画祭

松田聖子「斎藤工さんはとても優しい」

ラーメン・テー - 東京国際映画祭

エリック・クー監督、マーク・リー、ジネット・アウ、斎藤工、松田聖子、別所哲也

2018年公開予定映画「ラーメン・テー」メディア向け完成披露会が、10月27日、TOHOシネマズ六本木で行われ、同作に出演している松田聖子、斎藤工、別所哲也らが登壇した。
共演のマリック・リーや、別所哲也らは、若い頃、聖子さんのポスターを部屋に貼ってた思い出を語り、今回共演できる喜びを語った。
また、斎藤工と初対面だったという松田聖子は、「彼はほんとに優しくて、私がケガをしていた時も助けてもらった」と、共演できたことに感謝していた。

「ラーメン・テー(Ramen Teh)」は、群馬県高崎市とシンガポールの2つの都市を舞台にした作品。
日本のラーメンと、シンガポールのソウルフード、肉骨茶(バクテー)を軸に、バラバラになった家族の絆を、斎藤工演じる真人が、2国間を行き来する中で取り戻そうとする。
監督はシンガポールのエリック・クー。日本公開は2018年予定。

「ラーメン・テー」というタイトルの通り、日本のラーメンとシンガポールのバクテーを組み合わせた料理を創出することも物語の重要なキーとなっている。
本作企画段階で、実際に試行錯誤の末、「ラーメン・テー」を完成させ、映画制作も正式GOとなった。

日本のロケ地となった高崎市は、“映画の街”としての文化振興に力を入れており、毎年、「高崎映画祭」が開催されていることでも知られている。

舞台挨拶

エリック・クー監督
日本で撮影することがずっと夢だったので、本作で実現したことが嬉しいです。
本作は、愛・慈悲深さをテーマにしており、それが溢れる素晴らしい作品になっています。
今の世の中、苦しいことや不安定なことがあって生きづらいこともありますが、そのような中でこの心温まる作品を世に出すことができたことを心より嬉しく思っています。

ラーメン・テー - 東京国際映画祭

エリック・クー監督、マーク・リー

松田聖子
撮影中は、シンガポールでみなさんと、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
斎藤工さんとは初めてご一緒したんですが、彼は人柄が素晴らしくて、誰にでもほんとに親切で優しくて心の暖かい方だなという印象です。
私はその時ちょっとケガをしていたんですが、助けて頂いて、ほんとに幸せでした。
この作品、たくさんの皆さんにご覧いただけましたら嬉しいです。よろしくお願いします。

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松田聖子(シンガポール在住フードブロガー美樹役)

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斎藤工
シンガポール映画界は、エリック監督を筆頭に躍進しています。
今回も現場には優秀なスタッフがいっぱいいて、みんなアイディアを持っているし、僕も英語は堪能じゃないんですが、言葉を越えてエモーショナルなものを共有できる現場でした。
基本的に撮影前のテストが無いんですよ。いきなり撮影が始まる感じで。
ほんとに演じた記憶が無いくらいエモーショナルな感じで、僕の感情の素の状態が表れていると思います。
あと、撮影中、毎晩のようにマーク・リーさんにいろんなところに食事に連れて行ってもらったんですが、気づいたら彼のお店でした(笑)
彼はずっと僕を笑わせてくれました。

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ジネット・アウ、斎藤工、松田聖子

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斎藤工(高崎のラーメン店で働く真人役)

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マーク・リー
松田聖子さんは、中学生の時から大ファンで、当時、私の部屋には彼女のポスターが貼ってありました。
そんな彼女と共演できてとても嬉しいです。

別所哲也
私も部屋に松田聖子さんのポスターを貼っていました(笑)
今回、松田聖子さんとは久しぶりの共演で、私がテレビドラマでデビューでご一緒した時以来。
今回久しぶりにシンガポールでお会いしました。
エリック監督とも、「TATSUMI」という作品でご一緒しています。
この作品、再開・出会いがテーマ。
映画を通じて国境を越えて新しい出会いを作っていけたらいいなと思っています。
シンガポールと高崎の2つの場所を繋いだこの作品を是非皆さんに見てもらえたらなと思っています。

ラーメン・テー - 東京国際映画祭

別所哲也(明男役)

ジネット・アウ
今回、このような素晴らしい方々と共演できて光栄に思っています。
この映画は、許し・慈悲深さということをテーマにしておりますので、ぜひ多くの方に観ていただきたいと思っています。

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ジネット・アウ(真人の母役)

[写真・記事:Jun.S]

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