その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-

11月9日、TOHOシネマズ日本橋にて、映画『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-』公開記念舞台挨拶の公開記念舞台挨拶が行われ、EXILE AKIRA、佐野玲於、佐藤大樹、行定勲監督、洞内広樹監督、井上博貴監督が登壇。また、同時にTOHOシネマズなんばに、小林直己、今市隆二が登壇。東京と大阪をつなぐ2元中継の形で舞台挨拶が行われた。(動画&フォト)

本作は、11月8日(金)より全国公開となった、CINEMA FIGHTERS projectの第三弾。5本のショートフィルムから成るオムニバスで、主題歌には、Crystal Kay、Leola、RYUJI IMAICHI、LISA、琉衣による 5つの楽曲が起用されている。

舞台挨拶レポート

その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-
東京会場
その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-
大阪会場

舞台挨拶は動画でもどうぞ!

まずは一言挨拶から。
「Beautiful」主演のAKIRAは「(2元中継)はなかなか距離感が難しいですが、楽しいイベントとなるよう、温めていけたらなと思います。今回はCINEMA FIGHTERS projectの第三弾ということで、素晴らしい監督とともに作った最高の作品が集まっています」と笑顔で会場を見渡す。

AKIRA
AKIRA

次に大阪会場から「海風」に主演した小林直己が「短い時間ですが、ぜひ楽しんで行ってください。よろしくお願いいたします」と挨拶。続いて、「海風」の行定監督が「このプロジェクトは、本当に色々なものに挑戦させていただけます。20分強の短編ですが、普段自分がやっている長編で扱っているものとは”まったく違うもの”に小林くんと挑みました」とコメント。

小林直己
小林直己

今度は「On The Way」主演の今市隆二が「大阪のみなさん、東京のみなさん、そして全国のみなさん、こんにちは! 今日は舞台挨拶と映画を観ていただけるということで、短い時間ですが、まずはこの時間を楽しんでいただければと思います。よろしくお願いいたします」と挨拶。

今市隆二
今市隆二

続いて「GHOSTING」に主演した佐野玲於は「朝早くからありがとうございます。そして大阪のみなさんもありがとうございまーーす!」と元気よくコメントし、両会場は大きな拍手に包まれる。そして「『CINEMA FIGHTERS project』は、可能性が無限にある。そんな素敵なプロジェクトに参加できて、みなさん作品をお届けできることがとてもうれしいです。楽しんでいってください」とニッコリ。

佐野玲於
佐野玲於

「GHOSTING」の洞内監督は、「子供の頃から映画監督になりたくて、TOHOシネマズ海老名でもアルバイトをしていました。ここに立たせていただいていることが、夢みたいです。作品、そして出演してくれた玲於くんに連れてきてもらったと思っています。ありがとうございます」と感謝の言葉を述べていた。

佐野玲於
洞内広樹監督/佐野玲於

「魔女に焦がれて」に主演した佐藤大樹は、「大阪のみなさん、東京のみなさん、本日はありがとうございます。『CINEMA FIGHTERS project』は、個人的にずっと出たかったプロジェクトだったので、作品に参加し、ここに登壇することができてとてもうれしいです」と満面の笑みを浮かべて挨拶。

佐藤大樹
佐藤大樹

そして、「GHOSTING」の井上監督は「朝早くから、ありがとうございます。五作五様の素敵な映画が楽しめるプロジェクトです。よろしくお願いします」とコメントした。

佐藤大樹
佐藤大樹/井上博貴監督

一言挨拶が終わったところで、AKIRAがスクリーンを見つめ「直己は、もっとでかくなっちゃいましたね」と大阪会場の小林さんに話しかけます。すると、小林さんも「成長しちゃいました(笑)」と照れ臭そうにしながらも、「スクリーンで見ると、AKIRAさんの股下の長さがものすごいです!」と切り返し、指摘されたAKIRAが、自身の股下を見つめる仕草を見せ、「あ、今日はマスコミさんが来てるのを忘れてた!」と、会場の笑いを誘っていた。

公開記念舞台挨拶に登壇した感想についてAKIRAは、「とてもありがたいです。東京、大阪だけでなく、(ライブビューイングで)全国各地の会場にこの熱気をお届けできるのは、とてもうれしいです」と満足の表情を浮かべていた。MCによる「みなさん、盛り上がっていますか?」という問いかけに、会場から再び大きな拍手が沸き起こると、小林直己がマイクを会場に向け、拍手の音を拾う仕草を見せていた。

その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-

ここで、俳優陣に「クランクイン前に監督とどんな話をしたのか」という質問が飛びます。AKIRAさんは「三池監督は、ご存知のようにとてもインパクトのある方ですし、どのようなアプローチで来るのか、とても緊張感がありました。いざ、撮影に入ると俳優に寄り添ってくれる監督だと感じました。作品に入るときには、監督の世界観に染まらせてもらうというのが僕のモットーなので、ディスカッションを求められれば、ディスカッションするというように、監督のリクエスト通りにさせていただきました。三池監督は最初から最後まで寄り添ってくれる監督で、そんな三池監督と愛をテーマにした作品を、心地よくあたたかい現場で撮影させていただいたことに感謝しています」と振り返っていました。

小林直己は「行定監督は、作品からは想像できないほど優しくて気さくな方です。でも、撮影に入ると厳しくて怖いという印象です。作品の話をしていてもそういう印象がありました。だからこそ、遠慮なくぶつかることができました。撮影前に食事に行ったときには、主人公・蓮の孤独、純粋さについて自分がどう思っているのかということを伝えました。そして、僕自身のバックグラウンドも伝えることで、蓮と監督とそして僕の血肉の通った物語になったと感じました。撮影中は監督が船長の船に乗ったつもりで、暴れさせてもらいました」と行定監督とのやりとりを明かした。

その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-
行定勲監督/AKIRA

これに対し、行定監督は「僕は優しくもないし、気さくでもないですよ」と笑いながらも「すごく前から気になっているダンサーであり、パフォーマーでした。なんといってもインパクトがある。この体つきと首の太さ、これを活かせないかというのが頭にありました。一緒にご飯を食べたら、店は用意してくれるし、お金も払ってくれる。ものすごいジェントルマンぶりを見せてくれました(笑)」と説明する監督の背後で、スクリーンに映る小林直己が、身振り手振りで再現し、ツッコミを受ける場面も。「3時間くらいの会話でしたが、小林くんがどういう人間なのか、しっかりと伝わってきました。クライマックスのラストシーンは彼のアイデアです。彼の意見は非常に的確だったので、話していくうちに、あて書きにしようと思いました。これほどのあて書きをして作った作品は、今までの僕の作品にはありません。とてもピュアな男ですからね? 合ってますか?」と行定監督が小林直己に問いかけると、「合ってます」と笑顔で返答。これに対し行定監督は「本当にそうかなぁ?」と返すなど、息の合った掛け合いを見せていた。
そして「ちょっと汚れた役という設定だったのですが、そういう部分だけではない(純粋な部分がある)というのは、小林くんの存在が活かされたと思っています」と絶賛。小林さんも「あて書きは、役者としては大変ありがたい話です。と同時に、求められることもすごく大きいのですが、この物語を通して、新しい自分を発見できたので、感謝しています」と満足の表情を浮かべていました。

続いての回答は、本作で役者デビューを果たした今市さん。「クランクインする前に2回食事をしたのですが、そのときはまだ台本ができていなかったので、映画の話も、演技の話も特にしませんでした。監督が僕の“人となり”を知ろうとしてくれていたので、小さい頃、学生時代、三代目に入るまでの経緯、そしてプライベートについて話しました。監督もご自身のプライベートをすべて話してくれるので、僕も素直に話すことができ、信頼関係を作ることができました。その関係でクランクインできたのは本当によかったです。海外での撮影で、初めての演技。右も左も分からないので、信頼関係がないと成り立たなかったと思います。監督がいてくれたからこそ『ついていこう!』と思えたので、ブレずにつとめさせていただきました」と監督との信頼関係について、熱く語っていた。

佐野玲於は「小竹さんから洞内監督を紹介されたのですが、写真を見たら怖そうな印象だったので、衣装合わせには少しドキドキしながら行きました。だけど、話してみたら怖い感じは全然なくて、ディスカッションしやすかったです。気づいたら、衣装合わせの前に30分も話し込んでいました(笑)。作品に対する想いや背景を説明していただき『後はまかせた!』みたいな感じで。事前にいろいろと知ることができていなかったら、作品との向き合い方は違っていたかもしれません。とてもいい現場でしたし、監督に料理してもらったという感じです」と洞内監督の初対面を振り返っていた。
これに対し、洞内監督は「僕は、食事をするというスタイルではなく、衣装合わせで話をするというアプローチにしました。佐野玲於という表現者に主体的に演じてほしいと思っていたので、役のディレクションは彼に託しました。結果、それは正解でしたね。想像以上のリアリティを持ってきてくれたので、本当に良かったです」と笑顔を浮かべていた。

佐野玲於
佐野玲於

佐藤大樹は「役に対してのディレクションは特になく、出会ってすぐに衣装合わせをして、髪型を決めて、本読みをして、じゃあ、やってみよう!って。あまりにもポンポンポンと進んでいくので、僕自身は少し不安がある状態で撮影がスタートしました」と当時の心境を明かす。
これに対し、井上監督は「短い話なので、文脈をわかってもらうには必要最低限のセリフだけでいい、と考えていました。あとは映像で表現したかったし、大樹くんもしっかり準備してくれていたし、本読みの段階で、表情で表現できると確信し、セリフを削っていきました」と撮影時の様子を解説した。

佐藤大樹
佐藤大樹

ここで、AKIRAが「早く今市の作品を観たいと思っています」とコメントすると、照れ笑いを浮かべる今市隆二に大きな拍手が送られる。 AKIRAは「いや、僕はもう観たんですよ。今、お客さんがそう思っているんじゃないかな?と心の声を代弁してみました」と茶目っ気を見せ、今市隆二が「最高の兄貴です」と頭を下げる場面も。AKIRAの今市推しは止まらず「今市が演技していることが『Beautiful』です」と自身が主演した作品のタイトルにかけ、俳優・今市隆二を褒め称える。
続けて「普段、今市は泣くことはありません。でも映画の中では泣いています。演技している今市さん、素敵です」と続け、会場の笑いを誘っていた。照れまくる今市隆二に、会場から何度も大きな拍手が送られていた。

ここからは、それぞれの作品の感想をお互いに語ることに。
次々と演技に挑戦するメンバーが増えることに対し、AKIRAは「EXILE TRIBE」のメンバーが、新たな道を開拓中だと説明した上で、「今回、ここにいるメンバーのそれぞれが日本を代表する監督とタッグを組んでいます。今市のさらなるレベルアップを全国のみなさんにもぜひ、観てほしいです」とここでも”今市愛”を大爆発させていた。

AKIRA
AKIRA

小林直己は「『GHOSTING』の玲於がまさにゴーストだと思いました。そこに注目してほしいです」とコメント。小林の“推し”の佐野玲於は「AKIRAさんの、希望を見つけた瞬間の笑顔がめちゃくちゃ素敵です。劇場では撮影はできませんが、DVDが出たときには、写真に撮って待ち受けにしてください」とニッコリ。
ここで小林直己から「今市くんは?」と問いかけられた今市は、『魔女に焦がれて』の大樹くんですね」と回答。佐藤が「ありがとうございます」と一礼すると、今市は「以上です」と締めくくってしまう。これに対し佐野は「特に推してないですよね?」と不満そうに訴える場面も。今市は「いえ、推しています」と回答しつつも、具体的なシーンやセリフをコメントすることはなく、いたずらっぽく笑い、この質問コーナーを締めくくった。

次の質問は「特にここに注目して!という作品のアピールポイント」について。AKIRAは「言葉よりも、観て感じていただくことが大事な作品だと思います」とコメント。
すると順番がまわってきた小林直己が「この後、コメントしにくいですね」と苦笑いしつつ、「横浜を舞台にしたヤクザと売春婦の物語ですが、それはあくまで役柄であって、描いているのは人と人とのやりとりです。短編は短い時間ですが、シーンの積み重ねから何か感じ取っていただけると思っています」とアピールした。
行定監督は、「小林直己あっての作品です。その佇まいひとつがすごく物語っています。撮影中は、彼自身のあり方や、その瞬間瞬間流れている空気をまとう中で奥底にある孤独や寂しさが伝わり、胸に迫るような気持ちになりました。それがみなさんにも伝わるといいなと思っています」と俳優・小林直己を絶賛。

今市隆二は「主人公の健太がメキシコに行き、さまざまな人に出会う中、成長していきます。彼の成長を見届けてほしいと思います。メキシコのリアルが描かれていて、これは実際に起きていることです。昨日、松永監督とも改めて話したのですが、この作品を通してそれが届けられるとうれしいですし、観た方の人生を少しでも変えられたらいいと思って作りました」とアピールしていた。
するとすかざす、AKIRAが「素敵な作品です。ぜひ、みなさん観てください」とオススメする場面もあり、会場から拍手が送られていた。

佐野玲於は「どの作品もとても素敵で、印象的なシーンがいっぱいあります。僕の作品が唯一、ワクワクする要素やファンタスティックな世界観を描いていると思います。監督がノスタルジックで素敵な映画にしてくれたので、そこに注目して下さい。過去を思い出すきっかけにしてもらえたら楽しいかも」とおすすめポイントを解説していた。
洞内監督は「現実離れした作品なので、それを信じてくれるかどうかはお客さん次第です。佐野くんが命を与えてくれた作品で、すべて佐野くんにかかっています(笑)。映画館への愛もたっぷりと詰まっていますし、あとはすべて佐野くんに託したので、そのへんも含めて受け止めてください」とコメント。

佐藤玲於は「舞台は学校で、他の作品にあった“生と死”というテーマは僕の作品にはありません。こういう学生時代だったな、こんな恋愛していたな、青春時代憧れていたなとか、思いを馳せながら観ていただきたいです。演じているときはわからなかったのですが、完成した作品を観て、僕なりにショートフィルムの魅力が分かった気がします。CINEMA FIGHTERS projectの中で、この第三弾が一番好きです」と力強く語っていた。
井上監督は「小竹さんからのリクエストは、大人もキュンとする青春映画でした。大樹くんのシネマファイターズに出たいという熱い想いも詰まっています。大樹くんを通して、切ないラブストーリー、青春映画を撮りましたので、楽しんで観てください」とコメントしていた。

フォトセッション後の、最後の挨拶でAKIRAは「全国の会場に足を運んでくださったみなさん、ありがとうございます。今日は今市の作品を推していましたが、直己もハリウッドの作品にトライしてパワーアップしています。そして、Jr. EXILE世代で頑張っている玲於や大樹の姿もとても頼もしく感じます。5本違った世界観の作品が観れるのは、とても貴重な機会だと思います。これだけ素晴らしい監督が集結して作り上げた素晴らしい作品を、ぜひ楽しんでください」と呼びかけた。

その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-

大阪会場との中継はここまで。
ここからは、会場に詰めかけたファンによる写真撮影のコーナーに。写真をSNSに投稿する際のハッシュタグ“CFP3さとうたいき”はAKIRA自らが考案。

そして、最後に東京会場のファンへAKIRAから改めて挨拶があり「素晴らしい監督と一緒に、楽曲からインスピレーションを沸かせてショートフィルムを作るというのがこのプロジェクトのミソです。なので、楽曲にも注目してほしいです。せっかくなので、玲於と大樹からも一言ずつ」とバトンを渡す。

佐藤大樹は「最後に主題歌が流れるのですが、歌詞もぜひチェックしてほしいです。5作品に5色、それぞれの色、メッセージがあります。いろいろな感じ方ができる作品なので、劇場で楽しんでください」とアピールしていた。

佐野玲於は「ショートフィルムは、海外でも人気が高く、注目されています。LDHを筆頭にこういったプロジェクトに参加できること、そして豪華な監督とタッグできることは本当にうれしいし、ありがたかったです。5つのストーリーにそれぞれ共感できる部分があるので、何か感じ取っていただけたらと思います。ありがとうございました」と締めくくり、イベントは幕を閉じた。

その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-

映画『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-』

<あらすじ>
詩と音楽、映像を一つに融合したプロジェクトの第3弾となる今作。5人の監督の共通した想いは、歌と映画だけが、未来が見えないこの国の苦しい日々から、ほんの少しだけ解き放ってくれる——。三池崇史『Beautiful』は大地震をきっかけにそれぞれ自殺未遂をした男女の奇妙な出会いを、行定勲『海風』は愛に飢えた男女の一時の温もりを、松永大司『On The Way』はメキシコの移民を目の当たりにした目標の持てない日本人青年を、洞内広樹『GHOSTING』は悲しい過去と運命を変えようとする霊魂〈ゴースト〉となった青年を、井上博貴『魔女に焦がれて』は不思議な力を持つ同級生に惹かれる男子高校生をそれぞれ描き出す。

『Beautiful』 
出演: EXILE AKIRA 蓮佛美沙子  監督:三池崇史
主題歌:「Beautiful」 Crystal Kay
『海風』
出演:小林直己 秋山菜津子  監督:行定勲
主題歌:「海風」 Leola
『On The Way』
出演:今市隆二 パコ・ニコラス  監督:松永大司
主題歌:「Church by the sea」 RYUJI IMAICHI
『GHOSTING』 
出演:佐野玲於 畑芽育  監督:洞内広樹
主題歌:「ラストラブ」 LISA
『魔女に焦がれて』
出演:佐藤大樹 久保田紗友  監督:井上博貴
主題歌:「ライラック」琉衣

エグゼクティブプロデューサー:EXILE HIRO
企画・プロデュース:別所哲也
コンセプトプロデューサー:小竹正人
製作:LDH JAPAN
制作:パシフィックボイス
配給:LDH PICTURES
©2019 CINEMA FIGHTERS project

TOHOシネマズ日本橋他全国絶賛上映中