≪センセーショナル・コメディ≫へと劇的な進化を遂げた原点となるプロットの絵コンテ

1945年の戦後から2020年への戦後へと突入したギャンブラーが見た世界とは?今なお読み継がれている阿佐田哲也の250万部を超えるベストセラー小説「麻雀放浪記」を、和田誠監督の映画化以来、35年ぶりに、異色のプロットで再び映画化された『麻雀放浪記2020』。
この度、麻雀漫画の巨匠・片山まさゆき氏が手掛けた、『麻雀放浪記2020』の超貴重、激レアなプロットの絵コンテが公開となった。

2017年に『麻雀放浪記2020』の企画が立ちあがった際、プロット協力の依頼を受けた片山まさゆき氏は、【1945年の戦後東京から2020年の東京にタイムスリップした坊や哲】という大まかな設定をもとに、名だたる雀士たちとの麻雀勝負ストーリーが熱く展開していく内容で本作の骨組みを作っていった。
そうして完成したプロットでは、戦後の昭和でいつものようにドサ健らと麻雀を打つ坊や哲、現代へのタイムスリップ、ドテ子との出会い、様々な雀士との白熱の麻雀バトルなどが緻密に描かれており、映画とはまた一味違う興奮に満ちた内容となっている。
そして今回、特別に解禁された片山氏によるプロットの絵コンテは、昭和27年の雷雲が立ち込める大宮で、坊や哲とドサ健が卓を囲んで麻雀を打っている冒頭のシーンだ。坊や哲・ドサ健といった有名キャラクターのビジュアルイメージや、対局時のカット割りが綿密に練られて描かれている。

麻雀放浪記2020

また『麻雀放浪記2020』で、もも(チャラン・ポ・ランタン)が演じたドテ子の出演シーンも公開された。
二つ結びのお団子ヘアーとポップな衣裳など、まさしく地下アイドルらしいビジュアルがプロットの段階で描かれている。
さらに坊や哲が、「服を着ていいですか?」と質問する気になるカットも。これは、果たして映画では再現されているのか…?是非劇場のスクリーンでお確かめいただきたい。

麻雀放浪記2020

これらプロットに、当時の世界事情や時事問題などを加味した肉付けが施され、最終的に≪センセーショナル・コメディ≫へと劇的な進化を遂げた『麻雀放浪記2020』。
ジャンルを超えて混然一体となった予想を裏切るシチュエーションとキャストたちのスーパーセッション、さらに一貫して社会に溶け合えないアウトサイダーを描き続けている白石和彌監督が、後にも先にもない最高のエンターテイメントとして結実させた。

麻雀放浪記2020
ドサ健(的場浩司)/坊や哲(斎藤工)(写真中央二人)

白石和彌監督コメント

片山先生にプロットという名のほぼ漫画のネームを描いて頂いたことは飛び上がるほどに嬉しかったです。
それを元に脚本作りを始めて、路頭に迷うと何度も読み返しました。戻るところがあったので、芯の強い映画になったと思います。
ありがとうございました!

片山まさゆき氏について

片山まさゆき氏は「ぎゅわんぶらあ自己中心派」「スーパーヅカン」「ノーマーク爆牌党」「打姫オバカミーコ」など、大学在学中に「ヤングマガジン」の月間新人賞に入選して漫画家デビューして以来麻雀を題材にしたギャグ漫画や本格闘牌漫画で数々のヒットを飛ばしてきた。
また、実際の打ち手としてもプロ級の腕を持ち、1989年第一期麻雀最強位を獲得したほか、入門書や戦術本を執筆、さらに麻雀番組の解説や麻雀教室の講師を務めるなど、麻雀の普及にも力を注いでいる。

映画『麻雀放浪記2020』

企画:アスミック・エース/制作:シネバザール/配給:東映
原案:阿佐田哲也「麻雀放浪記」(文春文庫・刊)
キャスト:斎藤工、もも(チャラン・ポ・ランタン)、ベッキー、的場浩司、
岡崎体育、堀内正美、小松政夫 / 竹中直人 ほか
監督:白石和彌

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