斎藤工・板谷由夏 - 映画の妖精 フィルとムー

俳優であり映画監督も務める斎藤工は、日本中の映画館がない地域で移動映画館を行うcinéma bird活動も行っている。
そんな彼の企画・提案で、映画を観られる環境にいない世界中の子ども達に、より多くの映画が届くきっかけとなるためのプロジェクトが始まっている。
クラウドファンディングという形で、クレイアニメ『映画の妖精 フィルとムー』製作費を募集したところ、わずか1週間で目標金額100%達成した。
このプロジェクトに協力するのは、途上国の子ども達を対象に移動映画館を行うNPO法人World Theater Project(ワールドシアタープロジェクト。以下、WTP)。
映画を届けるには様々な権利構造が壁になるため、今回のプロジェクトが企画・提案された。

映画を上映することの難しさ。様々な権利構造が壁に

WTPの説明によると、子ども達に本を届けるNGOの活動は世界中に広がっているが、映画の場合は様々な権利構造で成り立っていて、簡単には上映できないという。
映画はその性質上、たくさんの権利に守られており、公の場で映画を上映するには、作品ごと、地域ごとに権利許諾が必要となる。
途上国での移動映画館はほとんど前例のない活動だったため、上映したい作品について配給元に問合せたけれどわからないという返事も多く、たらい回しになったり、権利元が見つかっても、現地語の字幕や吹替えをつけることは禁止されていたり、一回あたりの上映金額の高額さに諦めざるを得ないこともあったという。
だが、誤解してはいけないのは、権利を否定しているわけではなく、映画は権利に守られているからこそ発展してきたのである。
権利で守られ、資金の循環が生まれるからこそ新たな映画がつくられ映画文化が繁栄してきたのだ。
ただその一方で、世の中に星の数ほど映画があるのに、生涯映画を知ることのない子ども達がいるのも事実。
もしかしたらその日観た一本の映画をきっかけに、人生を切り拓いたかもしれない子ども達がいるかもしれない。
そんな、もどかしい思いをしている時に、斎藤工さんから今回の提案があり、子どもたちに映画体験を届けたい方ならだれもが上映できるクレイアニメを作ろうというお話でプロジェクトは発足したのである。
※詳しい経緯はプロジェクトサイトを御覧ください。
https://motion-gallery.net/projects/fillandmoo

製作費はクラウドファンディングという形で集められ、わずか1週間で目標金額100%に達成した。
ただし、期日までは継続して応援を受け付けている。


■クラウドファンディング詳細

【日 時】 2017年 7月24日(月)開始~2017年10月31日23時59分
【サイト】 Motion Gallery
【主 催】 NPO法人 World Theater Project
【内 容】 世界の子ども達へとどけるクレイアニメ

『映画の妖精 フィルとムー』製作費用
目標金額 4,550,000円
プロジェクト応援額:3,000円~300,000円
※18歳以下を対象に、500円の応援も可能。
リターン内容:完成作品視聴権、WTPオリジナルグッズ、
斎藤工さん・板谷由夏さん直筆サイン入り台本、他、応援額に応じて変更。

【 URL 】https://motion-gallery.net/projects/fillandmoo
※目標金額達成後も期日までは継続致します。目標金額達成後の資金は、世界中の子どもたちに映画を届けるための資金に使われます。

■作品概要 (クレイアニメ)
タイトル:『映画の妖精 フィルとムー』
企画:齊藤工(cinéma bird)、教来石小織(WTP)
キャラクターデザイン:宮崎あぐり(有限会社カナバングラフィックス)
キャラクター命名者:齊藤工
ストーリー原案:齊藤工
脚本:齊藤工、秦俊子、教来石小織
声の出演:斎藤工、板谷由夏(WOWOW『映画工房』)
監督:秦俊子
作品時間 5分(予定)
映画の妖精 フィルとムー

■団体紹介
特定非営利活動法人 World Theater Project
2012年9月設立。「だれもが豊かな人生の可能性の中から自分の道を切り拓ける世界をつくる」という理念のもと、カンボジアをはじめとする途上国の子ども達に移動映画館を実施。国内では「先進国の人が映画を観たら(楽しんだら)、カンボジアの子どもたちも映画を観られる仕組み作り」を目指し、映画に関するイベントを多数開催。参加費から経費を除いたものを移動映画館の活動資金にしている。現在、東京本部のほか、関西・北陸に支部、高校生・大学生が運営するWTPユースが存在する。