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惡の華

制服・体操着から裸まで。危うい思春期の少年に挑戦した伊藤健太郎の役作りとは?

惡の華

9月27日(金)全国公開、映画『惡の華』の主人公・春日高男を演じる伊藤健太郎(撮影当時21歳)が、中学生を演じるにあたって取り組んだ驚愕の役作りが垣間見える場面カットが解禁となった。

思春期真っ最中の主人公・春日高男にキャスティングされた伊藤健太郎。撮影当時21歳、身長179cmの高身長で、がっしりとした体格だった伊藤さんがどのようにして春日高男を演じたのだろうか。
役作りをするにあたって自身の学生時代を思い返していたという伊藤は、当時の鬱屈とした感情を取り戻すには、心身ともに学生時代に戻らなければならないと考えて、撮影前の減量に加えて、撮影期間中はお酒を断ち、それが良い意味で役に繋がるストレスとなったと語っている。

さらにキャスティングした井口監督は「健太郎さんには、中学生の心を忘れないように、ホテルに帰っても中学生っぽいことばかり考えていてくれと言いました。あと、身長が170cm台なんですけど、なるべく猫背にして、150cm台に見える芝居をしてください、好きな食べ物はハンバーグ!みたいな人の芝居をしてくださいと言いました。」と撮影前の演技指導について語った。

監督のこの言葉を受けた伊藤健太郎は、撮影期間中にホテルに戻っても中学生の心を忘れることなく、鬱屈とした負の感情をひたすらにため込んでいった。
ある日撮影が終わりホテルへ戻ると、次の日の撮影で黒板に書く「俺はクソ」「変態は私です」などの言葉が詰まった文章を、机の上にあったメモ帳に何枚も書きなぐり、そのまま寝落ち。
メモを机に散らかしたまま放置して翌朝現場に向かった伊藤。撮影を終えて部屋に帰ると、書きなぐった紙が綺麗に整えられて机の上に置かれていた。きっと清掃係がそうしてくれたのだろうが、これを見て「ヤバイ人」だと思われただろうなと思って恥ずかしくなったとのこと。
その成果が感情となって爆発した本番を見たスタッフは、完全に主人公・春日の役に入りきった伊藤健太郎に驚愕したという。
心身ともに中学生になりきった伊藤健太郎は、本作で制服、体操服、のみならず裸まで大胆に披露している。
今回、解禁となった新場面写真は、伊藤健太郎の数々の役作りの成果がはっきりと見てわかるものとなっている。

新場面写真

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映画『惡の華』

【ストーリ―】
あの夏、僕は仲村さんと出会い、リビドーに目覚めた。
山々に囲まれた閉塞感に満ちた地方都市。中学2年の春日高男は、ボードレールの詩集「惡の華」を心の拠り所に、息苦しい毎日をなんとかやり過ごしていた。ある放課後、春日は教室で憧れのクラスメイト・佐伯奈々子の体操着を見つける。衝動のままに春日は体操着を掴み、その場から逃げ出してしまう。その一部始終を目撃したクラスの問題児・仲村佐和は、そのことを秘密にする代わりに、春日にある“契約”を持ちかける。こうして仲村と春日の悪夢のような主従関係が始まった・・・。
仲村に支配された春日は、仲村からの変態的な要求に翻弄されるうちに、アイデンティティが崩壊し、絶望を知る。
そして、「惡の華」への憧れと同じような魅力を仲村にも感じ始めた頃、2人は夏祭りの夜に大事件を起こしてしまう・・・

伊藤健太郎 玉城ティナ 秋田汐梨 / 飯豊まりえ
北川美穂 佐久本宝 田中偉登 松本若菜 黒沢あすか
高橋和也 佐々木すみ江 坂井真紀 鶴見辰吾

原作:押見修造「惡の華」(講談社『別冊少年マガジン』所載)
監督:井口昇  脚本:岡田麿里
主題歌:リーガルリリー「ハナヒカリ」
製作:『惡の華』製作委員会(ハピネット ひかりTV ファントム・フィルム 角川大映スタジオ 日活)
配給・宣伝:ファントム・フィルム
©押見修造/講談社 ©2019映画『惡の華』製作委員会
公式サイト:akunohana-movie.jp
公式Twitter:@akunohana_movie

予告編

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9月27日(金)、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

惡の華

『惡の華』本ビジュアル

 

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