2017年6月3日(土)より、タワーレコード渋谷店8F SpaceHACHIKAIにて、「TRIBUTE TO OTOMO EXHIBITION」が開催中。
世界的な人気を誇る漫画『童夢』『AKIRA』などの著者・大友克洋に影響を受けた日仏の作家79人によるトリビュートイラストの展示会で、本邦初展示となるイラストを含む大友克洋原画展示や、トークショー・サイン会などが企画されています。
本記事では、前日に行われた関係者向け内覧会の模様をレポートします。

突如始まった作家たちによる入口パネルへのサイン

内覧会には、寺田克也氏、江口寿史氏、浦沢直樹氏、松本大洋氏、吉田戦車氏、竹谷隆之氏、桂正和氏と日本を代表する作家たちも訪れていました。
そしてまもなく閉場になるかなという頃、会場入口パネルに、彼らが次から次へとイラスト&サインを描き始めたのです。
下書きはなくスラスラと描く姿は圧巻でさえありました。
そして、おひとりおひとり描き終わる度に来場者からは大きな拍手。
そうやって出来上がった大変貴重な直筆サイン入りパネルは会場入り口すぐのところにありますので、是非期間中に来場されて実物を確認してみてください。
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寺田克也/浦沢直樹

TRIBUTE TO OTOMO EXHIBITION

展示会のきっかけとその内容

本展示会のきっかけは、フランス・アングレーム国際マンガフェスティバルにて、第42回グランプリ(2015年)を日本人で初めて大友克洋氏が受賞したことに始まります。
これを受けて、氏に影響を受けた日仏の作家79人によるトリビュートイラスト集『TRIBUTE TO OTOMO』の日仏同時刊行に至りました。
本展示会はそれを記念し、日本とフランスがマンガを通して文化には国境がないことを訴える、日仏文化交流の展示会として開催が決まったということです。

実際に観覧してみると、日仏作家が見せる大友克洋の世界を堪能できる展示会となっていて見応え十分。
今まであまり知らなかった世界の才能に触れられ、新鮮な驚きと感動がありました。
更に各展示ブースごとには、作家自身の作品書籍も置かれており自由に閲覧できるようになっています。
中には日本では規制がかかるのでは?というような描写もあり、フランスと日本の文化の違いに改めて気づかされます。
およそ2時間の内覧会はあっという間に終わった印象を持ちました。
なお、会期中、サイン会、トークショーなどの執筆作家出演イベントも複数開催予定されてるそうなので、最新情報は公式サイトをチェックしてみてください。

 アングレーム国際マンガフェスティバルとは

毎年1月末に、フランス西部の都市アングレームで開催され、開催期間中に20万人以上の来場者を集める世界でも有数のマンガ関連イベント。
会期中に、バンド・デシネ作品を対象にコンペが行われ、最優秀作品賞やバンド・デシネの発展に寄与した作家一人がグランプリに選ばれ表彰されます。
グランプリは大友克洋氏が初ですが、過去、鳥山明氏・浦沢直樹氏・谷口ジロー氏らが特別賞、長編作品賞、脚本賞などを受賞しています。

企画展情報
アングレーム国際マンガフェスティバル・グランプリ受賞記念
『TRIBUTE TO OTOMO』日仏同時刊行記念
TRIBUTE TO OTOMO EXHIBITION
【日程】
2017年6月3日(土)〜6月18日(日)
【会場】
会場:タワーレコード渋谷店8F SpaceHACHIKAI
〒150-0041 東京都渋谷区神南1-22-14
【営業時間】
11:00〜21:00(最終入場20:30)
※最終日のみ17:00まで(最終入場16:30)
【入場料】
(税込)800円(未就学児は無料)
※再入場不可
【内容】
・『TRIBUTE TO OTOMO』収録イラスト展示(約80点)
・大友克洋原画展示
・『TRIBUTE TO OTOMO』執筆作家書籍の自由閲覧展示・販売
・『TRIBUTE TO OTOMO』執筆作家からのメッセージVTR上映
・6/17(土)執筆作家出演イベント第一部・第二部
・6/3 (土)キム・ジョンギ ライブドローイング
・記念グッズ販売
・その他イベント企画中
TRIBUTE TO OTOMO公式サイト