映画『神さまの轍-Checkpoint of the life-』

京都・神戸・大阪にて先行公開中の映画『神さまの轍(わだち)-Checkpoint of the life-』。3月17日より全国ロードショーということで、東京・新宿武蔵野館にて初日舞台挨拶が行われた。
登壇したのはネクストブレイク必至の“若手俳優、荒井敦史、望月歩、岡山天音、吉沢太陽、阿部進之介。
ロードバイクを通じて、主人公たちの人生の交錯を描いた映画で、六角精児や津田寛治らのベテラン勢が脇を固める。本映画の95%は京都府井手町でロケが行われ、地元の大きな協力もあった(動画&フォト)。

ロードバイクに青春を捧げた若者たちの実写映画

ストーリー

夢を掴んだものと、夢すら見つけられなかったものとの人生が思い出の地でいま、交錯する。

京都府井手町にある中学校に通う勇利と洋介は、ふとしたきっかけでロードバイクに熱中していく。どこに向かうか見えなくても、無心にペダルを漕ぎ続けることだけが勇利と洋介にとっての未来であった。
数年後、プロのロードレーサーとなった勇利と、夢を見つけることができないまま大人になった洋介が再会する。
そんな二人が井手町を舞台としたロードレース大会《ツールド・KYOTO・2019》で交錯する。白熱するロードレースの中、二人の若者が選ぶそれぞれの未来とは―。

W主演の荒井敦史・岡山天音

映画「真田十勇士」(’16)、ドラマ「水戸黄門」(’17)などに出演の荒井敦史。第21回ジュノン・スーパーボーイ、ビデオジェニック賞受賞という経歴のとおり、長身のイケメン俳優だ。
本作で主人公・佐々岡勇利を演じている荒井敦史は、主人公が挫折してからどのように次のステップに踏み出すかを人間味たっぷりに演じている。
そして、舞台挨拶とその後のインタビューでは、とても気さくな一面をのぞかせ、サービス精神旺盛に語ってくれて、まさに好青年!という印象だった。

そしてもうひとりの主演・岡山天音は、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」(’17)で全国区の顔となった。
撮影中は、ロードバイクのシーンで頑張りすぎて、下半身にまったく力が入らなくなって倒れてしまったというエピソードを明かし、役柄に全力で臨んでいる姿勢が伺い知れた。
作中では、夢を見つけることができない小川洋介役で、流れるままに人生を歩みながらも、徐々に道を切り開いていくさまを印象深く演じている。

なお、主人公ふたりの中学時代は、勇利役を望月歩、洋介役を吉沢太陽が演じており、初日舞台挨拶にも登壇した。

映画の舞台 京都府井手町

映画の舞台となった京都府井手町は、8000人弱の小さな町だが、京都市内に続く主要な国道が走っており、JRの快速電車が停車する駅があるため、アクセスは良い。
しかし、目玉となる観光スポットがなく「通過する町」と自虐的に町役場の方が発した言葉が、本作制作のヒントになったと作道監督は語る。
すなわち、本作の副題である「人生の通過点(Checkpoint of the life)」を描く映画にするというコンセプトが生まれた瞬間だった。
本作ロケ地の95%が井手町となり、町の風景やエキストラで参加した地元の方々が多く登場する。
初日舞台挨拶では、井手町役場の方も駆けつけ、「ぜひ井手町にお越しください!」と、映画に登場するロケ地マップを来場者に配布していた。
実際、この映画の影響で、サイクリストの方々が井手町を訪れるようになり、町のあちこちに、ロードバイク用の駐輪用ラックを設置するという嬉しい事態にもなっているそうだ。

『神さまの轍-Checkpoint of the life-』
舞台挨拶に駆けつけた、京都府井手町役場の方々

なお、ロケ地マップは下記、井手町役場サイトからダウンロードできる(PDFファイル)。

映画ロケ地マップ&ロケ地紹介動画が完成(井手町公式サイト)
http://www.town.ide.kyoto.jp/soshiki/sousei/news/news29/1517964490297.html

映画『神さまの轍-Checkpoint of the life-』
監督・脚本:作道 雄
出演:荒井敦史、岡山天音、望月歩、吉沢太陽、阿部進之介、六角精児、津田寛治
主題歌:フレデリック「たりないeye」(A-Sketch)
配給:エレファントハウス
(C)2018 映画『神さまの轍』製作委員会
公式サイト:http://kamisamanowadachi.com/
絶賛公開中!!

『神さまの轍-Checkpoint of the life-』
舞台挨拶フォトセッションで登場した「CIPOLLINI BOND(チポッリーニ・ボンド)」。Y’s Road独占輸入のイタリア製ロードバイク。新宿武蔵野館ロビーにて撮影。

舞台挨拶

Q.ロードバイクの練習で苦労したことは?

荒井敦史(勇利 役)
最初、河川敷で練習してたんですが、レース仕様のビンディングペダルに慣れなくて、うまく外せなくて、3回くらい自分から芝生に向かって倒れました。
そこからだったので、オフの日もずっと乗って練習していました。

映画『神さまの轍-Checkpoint of the life-』
荒井敦史

岡山天音(洋介 役)
レースシーンも全部自分で走ってるので大変でした。
他の選手と競い合うというシーンを何回も撮り直したので、ある時急に下半身の力がまったく入らなくなって、下半身がなくなっちゃったのかな?という今まで感じたことがない初めての体験をしました。

映画『神さまの轍-Checkpoint of the life-』
岡山天音

荒井敦史(勇利 役)
その時ロケバスで待機してたら、「岡山さんが倒れました!」ってスタッフが駆け込んできたので、驚いて見たら、両脇をスタッフの人に抱えられながら歩いている岡山さんがいて。
そしたら、エキストラで来ていた外国人選手の方が「甘い物を食べなさい」ってお饅頭みたいなのを渡していて(笑)

Q.主役ふたりの中学時代を演じてどうでした?

望月歩(中学生・勇利 役)
荒井さんとは以前も共演(「真田十勇士」)させていただいて仲良くしてもらってたので、自分の大人が荒井さんっていうのがなんかしっくりきませんでした(笑)

映画『神さまの轍-Checkpoint of the life-』
望月 歩

吉沢太陽(中学生・洋介 役)
岡山天音さんと初めて会った時、「なんか見たことある!」とは思いましたが、(僕と)似てる?って思って、最初はよくわかんなかったんですけど(笑)
でもなんかクセがあるところが似てるかなとは思いました。

映画『神さまの轍-Checkpoint of the life-』
吉沢太陽

作道監督
でも、佐々岡勇利チームとお芝居の仕方と、小川勇利チームのお芝居の仕方は、雰囲気が似ていました。

阿部進之介(吉岡 正 役)
それぞれのふたりは、本来もっている空気が近いですよね。
直球に近い感じ(佐々岡勇利チーム)と、クセがある感じ(小川勇利チーム)。
私は、岡山天音さんと一緒のシーンが多かったんですが、僕ってウザいじゃないですか?
あ、僕じゃないですよ。僕の役としてですよ(笑)
その僕が直球でぶつけるところをマタドール(闘牛士)のようにヒラリとかわすリアクションしていた演技が独特のクセがあってよかったですね。

映画『神さまの轍-Checkpoint of the life-』
阿部進之介

Q.映画をご覧になる方へメッセージをお願いします。

荒井敦史(勇利 役)
井手町の方々の協力のもと撮影ができて、そして、こうやって東京で映画を公開できたことを嬉しく思います。
誰でも経験あるような人生の葛藤だったり、分岐点みたいなものが、身近にこういうことだったなぁっていう懐かしさみたいなものを感じていただける作品になっています。
そして何かを感じ取っていただけると思います。
お楽しみください!

岡山天音(洋介 役)
監督はじめ、キャストのみんなが思いを込めて大事に大事にここまで一緒に作り上げてきた作品なので、観てくれた方々ひとりひとりになんか引っかかってくれれば、やった甲斐があったなと思います。
面白かったら、またSNSやらで広めていただけたら嬉しいです。今日は、ほんとにありがとうございました。

舞台挨拶動画

笑いたくさんの楽しい舞台挨拶動画!

フォトギャラリー

予告編動画

[写真:Ichigen Kaneda / 動画・記事:Jun.S]