今年度限りで閉校が決定している、つくば市立百合ケ丘学園田水山小学校において、現在、ヤマハ株式会社が開発した「ボーカロイド教育版」を用いた作詞・作曲の授業が行われている。
同校の6年生の子どもたち自らが「6年間の思い出」をテーマに歌を作詞・作曲し、3月22日(木)に予定されている「継志式」にて、父母などをはじめとした出席者に披露する。

小学校の思い出を“曲”という形で残す

今回の作詞・作曲の授業は、閉校を前に“子どもたち自らの手で思い出を形に残す”ための記念創作として行われている。
その実施にあたって、「困難が予想される作曲作業を子どもたちの力で乗り越えられるようにしたい」と、昨年10月に同校の音楽教員からヤマハに打診があり、「ボーカロイド教育版」を特別提供する運びとなった。
現在、この「ボーカロイド教育版」を活用しながら、生徒達みんなで考えた歌詞をメロディーに落とし込んでいく作業が進められている。

閉校を前に子どもたち自らが作詞作曲 ボーカロイド教育版

ヤマハのICT技術

ヤマハは2015年より、同社の強みを活かしたICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)音楽教育ソリューション「Smart Education System」を展開している。
最新のICTを教育現場で活用することで、子どもたちに主体的で対話的な深い学びを提供することを目的としており、「ボーカロイド教育版」もその一環として開発されたという。

「Smart Education System」公式サイト

ヤマハは今回の協力を通じて、子どもたちの豊かな「創造性」を育み、素晴らしい思い出づくりに少しでも貢献したいとしている。

ボーカロイド教育版

ボーカロイド教育版
思い浮かんだ歌詞やメロディーをどんどん入力して、曲をつくることができる音楽ソフト形式のデジタル教材。
試行錯誤をしながら直感的な操作で作曲するプロセスを通じて「創造性」と「論理性」を同時に育む。
「グッドデザイン特別賞(未来づくり)」受賞(2017年度)
http://ses.yamaha.com/products/vocaloid_edu/