ナオト＆浦和レッズ槙野選手書き初めで今年の意気込み宣言

2018.01.07

加藤肇監督、ナオト・インティライミ、槙野智章選手（浦和レッズ）

昨年11月に公開された映画『ナオト・インティライミ冒険記旅歌ダイアリー２』＜前編＞に続き、＜後編＞が1月5日に公開され、それを記念した舞台挨拶が、1月7日、TOHOシネマズ新宿で行われた。
主演のナオト・インティライミはもちろん、プライベートやイベントなどで親交がある槙野智章選手（浦和レッズ）が後編公開のお祝いに駆け付け、2018年の意気込みを書き初めで披露した。（フォトギャラリー＆動画）

[前編舞台挨拶記事：旅を終えてファンの前に完全帰還。ナオト・インティライミ]

ナオトと槙野選手との深い縁

ナオト・インティライミと槙野智章選手（浦和レッズ）は、プライベートでも仲の良い二人。ナオトは音楽だけではなくサッカープレーヤーとしてチャリティマッチ等に積極的に参加しており、槙野選手とはサッカーで交流を深めた。
一方、槙野選手はナオトのライブへ行き、「槙野インティライミ」としてステージに登場したエピソードがある程、公私共に親交が深い二人だ。
槙野選手が所属する浦和レッドダイヤモンズは、先日のFIFAクラブワールドカップ戦にて世界5位の成績を収めたアジア王者となっている。

サッカーシーンを槙野選手が大絶賛

トークセッションが始まるとナオトは「マダガスカル島で子ども達とサッカーをしていて、俺がアウトサイドからの・・・」と本作後編の見所であるマダガスカル島で村の子ども達と一緒にサッカーをしたシーンを挙げると、槙野選手がすかさず「あれ、上手いですよね！僕たちでも出来ないです。ゾーンに入っていたんじゃないですか？」と大絶賛。それに対してナオトは「日本代表選手の槙野選手に評価してもらえて一番嬉しい！」と大喜び。ナオトたっての希望で編集では絶対に切らなかったというこのシーンは、本作の隠れた見所になった。

ナオト・インティライミ／槙野智章選手（浦和レッズ）

香川真司選手の自宅に居候

MC（奥浜レイラ）
ドイツのシーンでは香川選手が登場しました。映画にはなかったですが、ナオトさんは香川選手のご自宅にお世話になったとか？

ナオト
完全に居候させていただきました。
その前はルーマニアのジプシーの家に居候させてもらいましたが、そのジプシーから香川真司選手までの振れ幅はそうそう経験できることじゃないと思いますね（笑）

槙野選手
12月31日の大晦日、香川選手に誘われて一緒に年越しそばを食べに行きました。でも香川選手はそばじゃなくてうどんを食べてたんですよ（笑）
香川選手の自宅には何度も行ったことありますが、彼の家には酸素カプセルがあったり、キッチンにも調理器具がたくさんあって料理にもこだわったり。
香川選手は、サッカーにとっていちばん良いコンディションを作るための環境を家の中にも作って生活していますね。
（記者註：料理はお手伝いさんが作るそうです）

お正月企画！書き初め！

今回、お正月企画として、ゲストの３人は事前に書き初めを書いてきており、それぞれの2018年の夢を披露した。

「四度目のデビュー」by ナオト・インティライミ
今回の旅を経て、初心にもどって再スタートを切ることへの意欲を表現。
そして、2018年は日本をくまなく旅しようということで、３月から半年間にわたっての初めての４７都道府県ツアーも。新生ナオト・インティライミを表現する場となっていて是非期待してほしいとのこと。

「勝負の年」by 槙野智章選手（浦和レッズ）
槙野選手にとってワールドカップというのは、サッカーを始めた７歳の槙野少年の夢から始まったという。
今回は年齢的にもラストチャンスだと思っているので、サッカーに対して真面目に真剣に勝負かけていくと、ワールドカップ出場への強く熱い思いを語った。

「バオバブ並木」by 加藤肇監督
マダガスカル島で有名なスポットにもかかわらず、ナオトの行き先変更で行くことができなかった名残惜しさから、次回こそは是非！という希望を書いた。

ナオトからのメッセージ

ナオト・インティライミの音楽を聞いたことがないという方にも是非見ていただきたい映画です。なぜなら、アフリカで出会った人々、ヨーロッパで出会った人々など、旅と音楽を通してできあがったこの映画は、観る人それぞれが向かっている何かに照らし合わせて楽しんでいただける作品になっていると思うからです。
そして、世界への挑戦といういつかの自分の夢に向かって動き始めたということで、将来振り返った時に、自分の中でもキーポイントになっている映画に仕上がっていると思っています。
そんな今回の旅は、これからの自分の作品やライブを通して表現していけたらなと思っておりますので、まずはこの映画を観ていただきたいと思います。