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『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2』<前編>舞台挨拶

旅を終えてファンの前に完全帰還。ナオト・インティライミ

『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2』<前編>舞台挨拶

客席を周ってファンの声援に応えるナオト・インティライミ

11月23日、TOHOシネマズ新宿にて、映画『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2』<前編>の初日舞台挨拶がおこなわれ、ナオト・インティライミと加藤肇監督が登壇した。
本作は、忙しさに追われていたナオトが、純粋に音楽を楽しむ心を取り戻したいと、原点回帰をするために行った、アフリカ・ヨーロッパ19ヶ国を巡る13年ぶりの長旅に密着したドキュメンタリー。旅ドキュメントとしてはもちろん、音楽ファンとしても楽しめる内容になっている。
上映後に登場したナオトは客席の中を練り歩き、まるで彼のライブであるかのように客席の声援を受けていた。

『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2』<前編>舞台挨拶

完全帰還したナオト・インティライミ

約半年かけて19ヶ国をめぐった旅の撮影時間は1000時間に及んだという。また、完全にオフモードということで、彼のシンボルでもある帽子を脱ぎ、髪も短くし、“素”の自分に戻って自由に勝手に旅をしたというナオト。
舞台挨拶に登場すると、今この瞬間に“ON”の状態に戻ったことを印象づけるかのようにステージの上で帽子を被った。ナオト・インティライミがファンの前に完全帰還したことの証明となるのであろう。

『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2』<前編>舞台挨拶

『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2』<前編>舞台挨拶

『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2』<前編>舞台挨拶

今回の旅でいちばん印象に残ったことはやはり“音楽”。特にアフリカは、ジャズ・ロック・ソウルなどのすべてのルーツがある地で、日常の“音楽”の熱量にすっかりやられたという。
それはそのままナオトにとっての強力なインプットとなり、音楽のアイディアが次から次へと出てくる状態になったという。それもあって、本作では主題歌の他、サウンドトラックも作曲しており、コンセプトアルバム「旅歌ダイアリー2」が11月22日にリリースされた。

旅のエピソードとして、ふだんガラケー派のナオトがiPhoneの便利さに感激したこと。そして、車での長時間移動の間、DJインティライミとして、彼のスタッフでも聴いたことがないような未発表音源やデモ音源を次から次へとかけて、同乗していた加藤肇監督は「大変貴重な体験でした」とその時の感激を語っていた。

『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2』<前編>舞台挨拶

ナオト・インティライミ、加藤肇監督

現在公開中の前編はアフリカ大陸14ヵ国が舞台。1月5日から公開される後編はルーマニア、スウェーデン、ドイツほかヨーロッパ編となる。
ナオトならではの筋書きなしの旅が生み出す、“新たな出会いと音楽”。世界の音楽と文化を体感し、現地の人々との触れ合いを追った、奇跡のドキュメンタリー映画となっている。

『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2』<前編>舞台挨拶

『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2』
【前編】全国公開中【後編】2018年 1月 5日(金)TOHOシネマズ 新宿ほか全国ロードショー
出演:ナオト・インティライミ
監督:加藤肇
配給:日活
©2017「ナオト・インティライミ冒険記2」製作委員会 上映時間:108 分
公式サイト:www.naoto-tabiuta2.com

『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2』<前編>舞台挨拶

短髪にして帽子もかぶらずに旅に出た心境は?

ナオト・インティライミ
デビューしてからの6年間、来る日も来る日も帽子をかぶり続けてました。
今回、いったん公の活動を止めていたということで、その間は帽子はきっといらないなと。もっともっと素の自然体でいたいという思いで、旅の中では帽子は一回もかぶってないね。
そこが、旅歌1(2013年公開『ナオト・インティライミ 旅歌ダイアリー』)の時との大きな違いです。
旅歌1の時はコロンビアに行ったりエチオピアに行ったりする旅の前の日までテレビの前で歌っていたりとかしたし、旅から帰ってきても次の日はレコーディングだったりとかで。
なので、旅も(公の)活動の一環というか、ONの状態でずっと旅をしていたんですね。だから旅歌1は帽子をかぶっているシーンがほとんどでした。
今回、1回もかぶっていないのはもうONじゃなくて、一回OFFにして、いろいろ吸収したいという思いで旅した表れということです。

『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2』<前編>舞台挨拶

映画をご覧になる方へのメッセージ

加藤肇監督
音楽があふれている映画で、ナオトさんの心情の変化がすごくわかるようにつないだつもりなので、それが皆さんに届いていたらいいなと思います。
直接感想とかもお聞きしたいので是非ツイッターとかで書いてくださったら嬉しいです。

ナオト・インティライミ
1年ちかく公の場を離れていたにもかかわらず、こんなにたくさんの方に来ていただいて、ほんとにありがとうございます。
アフリカ大陸は、ジャズが生まれ、ロックが生まれ、リズム&ブルースが生まれ、R&B、ファンク、ソウルなんかのルーツでポピュラーミュージックのふるさとであり、今の人間のふるさとでもあります。
そういった面で、音楽ファンに楽しんでいただける作品になっています。
また、食べ物だったり、風景だったり、人だったり、旅のドキュメンタリーとしても楽しんでいただけます。
インティライミの音楽を一回も聴いたことがない、あるいは、あいつのキャラクター苦手だっていう人にも楽しんでいただけるというようなそんな映画になっていると思います。ちょっと怖いもの見たさで見ていただけたらなと思っております。

『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2』<前編>舞台挨拶

『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2』<前編>舞台挨拶

『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2』<前編>舞台挨拶

旅に帯同したカメラマン上池惟孝とハグするナオト・インティライミ

『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2』<前編>舞台挨拶

コンセプトアルバム「旅歌ダイアリー2」2017.11.22 Release!!

今年、2017年1月にインプットをするために、旅に出ることを宣言し、約半年間に渡り世界を旅していたナオト・インティライミが、11/22(水)に約1年振りとなる作品、コンセプトアルバム「旅歌ダイアリー2」をRelease。
このコンセプトアルバムは、11/23(木・祝)より前編が公開される映画「ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2」で使用する楽曲が収録され、本映画の主題歌である「Sunday」を含む、全28曲収録。

『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2』<前編>舞台挨拶

『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2』<前編>舞台挨拶

[写真:Ichigen Kaneda / 写真・記事:Jun.S]

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