「横浜」に注目した2つの展覧会をご紹介。横浜から発信された“Made in Japan”と文豪が愛した“ヨコハマ・スピリット” 【横浜美術館/大佛次郎記念館】

横浜は1859(安政6)年、国際貿易港として開港。来月6月2日の開港記念日で158周年を迎えます。
外に開かれた玄関口である横浜は、全国各地・そして世界から人やモノが集まり、異文化の交流の地へと発展しました。また、そんな異国情緒漂う街に魅了され、この地を愛する著名人も多いのが「横浜」です。
その「横浜」に注目した2つの展覧会が開催されていますのでご紹介します。

■横浜焼や芝山細工。横浜発の工芸品も展示!
•【横浜美術館】ファッションとアート 麗しき東西交流

着物のような華やかな刺繍が施されたドレスや、金糸の菊の紋織が艶やかなシャネルのコートなど、19世紀後半から20世紀前半に東西を行き来した、まさに麗しき品々が展示されている本展。東西のファッションだけでなく、ジュエリーやテーブルウェアなど生活を彩った工芸品や当時の人々の装いを表現した絵画、写真がともに展示されてる。

▲ 椎野正兵衛商店「輸出用室内着」
1875(明治8)年頃 京都服飾文化研究財団蔵 林雅之撮影。絹羽二重に手刺しでキルティングを施した室内着。横浜本町の椎野正兵衛商店から輸出された。

中でも、真葛焼や横浜焼などの陶磁器、芝山細工の家具、羽二重のドレスなど、横浜で作られた工芸品は、横浜開催ならでは。開港後、優れた工芸技術を有する職人たちが、日本各地から横浜に集まり、横浜から輸出された工芸品や服飾品は西欧で人気を博し、ジャポニスムのブームが起こるきっかけとなった。本展では、そんな明治期の横浜から発信された“Made in Japan”の品々も展示されている。

▲ 初代 宮川香山「高浮彫桜ニ群鳩大花瓶」
明治前期 陶磁器、一対(各)56.5×26.0cm 田邊哲人コレクション(神奈川県立歴史博物館寄託)

ファッションとアート 麗しき東西交流
会 期 開催中~平成29年6月25日(日)
時 間 10:00~18:00(入館17:30まで) ※夜間開催:5月17日は20:30まで(入館20:00まで)
場 所 横浜美術館 (最寄駅:みなとみらい駅 徒歩4分)
休館日 木曜日
料 金 一般1,500円、大学・高校生900円、中学生600円、小学生 無料、
    65歳以上1,400円(要証明書)
    ※毎週土曜日は高校生以下 無料(要生徒手帳・学生証)
    ※障がい者手帳をお持ちの方と介護の方(1名)無料
    ※開港記念日の6月2日(金)は観覧無料
    ※きものでの来館は当日100円割引
主 催 横浜美術館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
    公益財団法人京都服飾文化研究財団、日本経済新聞社
問合せ 横浜美術館 045-221-0300
●4月24日(月)から、展示室の一部が平日のみ撮影可能に!
 展覧会の記念に撮影して、写真をシェアしてみませんか?

次に、みなとみらい駅から元町・中華街駅までみなとみらい線で5分、港の見える丘公園にある「大佛次郎記念館」にも足を延ばしてみましょう。

■横浜と猫を愛した文豪 大佛次郎の生誕120年記念
•​【大佛次郎記念館】「大佛次郎のヨコハマ・スピリット」

大佛次郎生誕120周年記念「大佛次郎のヨコハマ・スピリット」
会 期 開催中~平成29年7月9日(日)
時 間 10:00~17:30(入館は17:00まで)
場 所 大佛次郎記念館
休館日 月曜日(祝休日の場合は翌平日)
料 金 大人(高校生以上)200円、中学生以下 無料
    ※毎月23日「市民の読書の日」と、第2・第4土曜日、開港記念日の6月2日(金)は、
     高校生以下無料
    ※横浜市内在住の65歳以上の方は無料
    ※障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料
主 催 大佛次郎記念館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
問合せ 大佛次郎記念館045-622-5002

■連携企画:横浜美術館「Café小倉山」では写真パネル展「大佛次郎のモダン・ライフ」を開催中!
横浜美術館内の「Café小倉山」では「ファッションとアート 麗しき東西交流」展に連動し、西洋文化に通じた大佛次郎のモダンなライフスタイルを写真パネルで紹介しています。また彼の愛蔵した猫コレクションの一部も併せて展示。
またミュージアムショップ内に「大佛次郎記念館」コーナーを設置し、大佛関連書籍やオリジナルグッズを販売中。展覧会観覧とあわせてぜひお楽しみください。
・詳細はこちら http://yokohama.art.museum/news/news/data-20170325-749.html