WSS

1957年初演、世界のミュージカル界の金字塔とも言われているブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー(以下、WSS)」。1961年には映画化され、2006年のミュージカル映画ベストでは『雨に唄えば』に続いて第2位になるなど、ミュージカル映画の代表作だ。
そしてこの夏、過去最大のスケールで来日公演。360°シアター「IHI ステージアラウンド東京」(豊洲)で開幕した。

バーンスタインの名曲とともに 360°の迫力でニューヨークを体感

客席が回転し、360°すべてがステージの没入感

プレビュー公演初日に記者も観劇してきた。まず、360°回転する客席を取り囲む舞台セットは細部にまで美しく仕上がっており、まるで映画を観ているよう。
そして、シーン毎に客席全体が回転し、隣のセットが今度は正面となる。
客席回転時は、これまた360°の舞台幕とそれをスクリーンに映し出させる映像が連動し、映画を超えるワイド感があり、当時のニューヨークにいるかのごとく、どっぷりと入り込める。
演劇舞台の常識を超えた場面転換や展開の速さは、まさに WSS の世界観をこれまでにない形で表現していると言える。

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今回の演出を手がけるデイヴィッド・セイントは、「今回、他と全く違うのはマンハッタン中を旅できる、体感型の作品になっているところ。映画と演劇を合体したような作品になっています。作者アーサー・ロレンツ曰く、差別や暴力の中で人がいかに愛し合うか。このメッセージは今も世界に必要です」と語っている。
そして、映画「ウエスト・サイド物語」でベルナルド役を演じ、世界中を席巻したジョージ・チャキリスがこの初日のために来日。そのほか、市村正親、えれな、岡本杏理、叶美香、草刈民代、京子・スペクター、千原徹也、東儀秀樹、デヴィ・スカルノ、デーブ・スペクター、八反安未果など、初日レッドカーペットには大きくの文化人・有名人が続々と登場。ファンの声援も飛び交い、華やかな雰囲気に包まれた。

WSS

コメント到着!

ジョージ・チャキリス
360°客席が回る劇場でのWSSは初めてで、楽しみに来日しました。僕のダンスのシンボル的なポーズがポスターに使われた時は嬉しかったです。ベルナルドの気持ちを活かしたナンバーで、踊るのが楽しかった。
今回初日に来られてラッキーです。作品を通して、多くの人に出会えて、良い運に恵まれてきました。ありがたいです。

市村正親
チャキリスと会って大感動!僕も45年前にベルナルドを演じました。もう出るのは嫌ですね(笑)。観るのみ。大変期待しています。

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ジョージ・チャキリス/市村正親

(以下、順不同)

デヴィ・スカルノ
ジョージ・チャキリスのキレのあるダンスを強烈に覚えています。
バラード「マリア」も好きだし、「アメリカ」ではマンボでの群舞が素晴らしい。あれがまた見られる!と、とても楽しみです。

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デヴィ・スカルノ

デーブ・スペクター、京子・スペクター
WSSはミュージカルの中でも別格。音楽とストーリーがあまりに美しく、感動の連続で絶対に泣いちゃう。
映画のリタ・モレノさんと子役時代に共演したことがあります。日本でいうとは西新宿ストーリー?(笑)
ジャニー喜多川さんもWSSの映画を見て、日本でもこんなエンターテイメントをやろうと思われた。そのくらい人にインスピレーションを与える作品です。

WSS
デーブ・スペクター/京子・スペクター

東儀秀樹
小学生の頃から映画で見ていた作品。現代人の感性で演出がどう変化するのか、どう料理するのかを期待。

草刈民代
劇団四季とNew York City Ballet「ウエストサイド組曲」を見てすごく憧れました。意味のある作品。

叶美香
不朽の名作。映画で何度か見たことがあり、生の舞台で見るのが楽しみです。

[舞台写真: Jun Wajda/レッドカーペット写真:GEKKO]

ブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」

あらすじ
舞台はニューヨークのウエスト・サイド。非行少年団の「シャークス(リーダー ベルナルド)」と「ジェッツ(リーダー リフ)」が縄張り争いをしている。彼らはプエルトリコ系とポーランド系のアメリカ人。
ダンスパーティではマンボのリズムでダンス合戦になる。ここで、元ジェッツのトニーは、ベルナルドの妹マリアに出会ってしまう。瞬く間に恋に落ちた二人。それは許されない恋。二人はマリアの家の非常階段でお互いの気持ちをぶつけ合う。その時の曲「Tonight」はあまりにも有名。
ジェッツとシャークスの抗争はついに決闘となる。

一度は聞いたことがある有名な曲ばかりで構成された音楽の展開。現代のステージにとって、お手本となるダンスシーン。許されない恋の物語。全てが詰まっている作品。

※生演奏/英語上演/日本語字幕あり
原案:ジェローム・ロビンス
脚本:アーサー・ローレンツ
音楽:レナード・バーンスタイン
作詞:スティーブン・ソンドハイム
初演時演出&振付:ジェローム・ロビンス
演出:デイヴィッド・セイント
振付:リステージング:フリオ・モンヘ
[ エグゼクティブ・プロデューサー ]
ケヴィン・マッコロム(Alchemation)
ロビン・デ・レヴィータ(Imagine Nation)
吉井久美子(John Gore Organization)
[主催]TBS/ディスクガレージ/ローソンエンタテインメント/電通/BS-TBS
[後援]TBSラジオ
[企画・製作]TBS [招聘]TBS/VIS A VISION
IHI Stage Around Tokyo is produced by TBS Television, Inc., Imagine Nation B.V., and The John Gore Organization, Inc.

本公演
【日程】2019年8月22日(木)~10月27日(日)
【会場】IHI ステージアラウンド東京 東京都江東区豊洲 6-4-25
【チケット】全席指定 15,000円(税込)*未就学児入場不可
【お問合せ】ステージアラウンド専用ダイヤル 0570-084-617(10:00~20:00)
オフィシャルHP https://www.tbs.co.jp/stagearound/wss360_2019/

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