惡の華
井口監督/飯豊まりえ/伊藤健太郎/玉城ティナ/秋田汐梨

8月8日、都内にて、累計発行部数300万部を記録する押見修造の人気コミックを原作とした、映画『惡の華』の完成披露試写会が行われ、伊藤健太郎、玉城ティナ、秋田汐梨、飯豊まりえ、井口昇監督が登壇し、撮影エピソードの他、本作の物語にちなんで、各自の青春時代の暴走?エピソードを初めて明かした。(ビデオ&フォトギャラリー)

舞台挨拶レポート

惡の華

舞台挨拶全編は動画でどうぞ!

8年ごしの映画化!

井口昇監督
押見修造さんの原作を読んで、「この漫画は絶対に映像にしたい」って思ったのが約8年前なんです。
その時すぐに、押見さんに映画化したいんですと相談して、それからいろいろやりとりさせてもらって、紆余曲折ありましたが、今回こうやって映画としてたくさんの方に観ていただける日が来て、今ほんとうに幸せです。

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井口昇監督

ド変態のキャラクターづくり

– 伊藤健太郎さん演じる春日高男はすごかったですね。伊藤さんとは真逆のキャラクターと思いますが、春日というキャラクターを作るのにどういった工夫をされましたか?

伊藤健太郎(春日高男 役)
今まで演じたことがないようなすごく難しいキャラクターでした。
まず、14歳、15歳の少年の心になることがまず大事だなと思いましたので、その頃の自分ともう一度向かい合って、目線を同じにすることから始めようと思いました。

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伊藤健太郎

– 玉城さん演じる仲村さんも強烈すぎて、玉城さんのイメージが180度変わる感じでした。

玉城ティナ(仲村佐和 役)
仲村佐和というキャラクターが原作では確立されているので、仲村さんのファンも確実についている状態だったので、まずそこを崩さないように、そして超えていかなければならないというプレッシャーはあったんですけど、独特のセリフや立ち姿をどうやって保とうかなって考えた時にやっぱり、原作漫画の独特の表情が私にすごく響くものがあったので、その絵を携帯の待受にしたりしてました。そうすることで、仲村佐和の近くにいられるようにと心がけていました。

– 撮影中の伊藤さんと玉城さんはどういう雰囲気だったんですか?

玉城ティナ
もちろんシーンが始まれば役に入りますけど、直前まではお話していました。

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玉城ティナ

井口監督自らお芝居して演出

– 飯豊さんが演じられる常磐文という役は、高校生編が描かれているということで初めての映像化ですが、いかがでしたか?

飯豊まりえ(常磐 文 役)
やっぱりプレッシャーがありました。常磐さんをどんなふうに演じようかと原作を読んで考えてたんですけど、その私の考えを上回るお芝居を私の目の前で井口監督がしてくださるんですよ。なのですごくわかりやすく常磐さんを自分の中に落とし込むことができました。

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飯豊まりえ

15歳で役を獲得!

– 秋田さんは15歳の時にオーディションを受けられ、満場一致で、佐伯奈々子役をゲットされました。役が決まった時はいかがでしたか?

秋田汐梨(佐伯奈々子 役)
オーディションを受ける前に原作を読んだんですけど、作品の世界観が、見ていいものかわからないくらいの描写がされていて。私は今まで、心キュンキュンの少女漫画しか読んでこなかったので、こういう漫画は初めてで、不安だったので、受かった時は嬉しかったです。
でも、佐伯さんが考えていることが全然わからなかったので、監督から指示いただいたものを頭の中に入れつつ、ナチュラルな演技になるように心がけました。

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秋田汐梨

– 佐伯さんという何を考えているかわからないキャラクターを秋田さんに決めた理由は?

井口昇監督
オーディションでは50人くらいて、その中で秋田さんは振り幅の広さがずば抜けていたんです。
みんな、可愛いシーンはできるんですけど、「あの子を不幸にするの」とか「がっかりした」とか、こういうセリフってなかなかできないんですよ。でも、秋田さんはピカイチでした。ダークなお芝居ができるのは秋田さんしかいないなと思いました。

伊藤健太郎
(秋田さんのセリフの)「がっかりした」とか、普通に傷づきましたもん(笑)

– そう考えると、この映画では、伊藤健太郎さんは騒動傷つけられてますよね?

伊藤健太郎
ほんとですよ。ボッコボコですよ。仲村にはビンタされるし。

玉城ティナ
いっぱいビンタした。

伊藤健太郎
鼓膜いくかと思った。

玉城ティナ
けっこうガチでやらせてもらいました。

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ブルマの繊維、分子を吸い込む勢いで。

– 特に強烈だったシーンは?

玉城ティナ
人生で、人にブルマをはかせることって二度とないんじゃないかなって思いますね(笑)
良かった、はかせられて(笑)

伊藤健太郎
僕はブルマの匂いをかぐシーンです。

玉城ティナ
どうでしたか?けっこう慣れてたじゃん。

伊藤健太郎
ちょい待て!バカ言ってんじゃないよ!今日はマスコミが来てるの!
マジメな話、最初、どうやってやればいいんだと思っていたら、井口監督が「ブルマの繊維、分子をすべて吸い取ってくれ」と言ったんです。
最初、「この人は何言ってるんだろ」って思ったんですけど、このカットが最初の撮影だったので、演じてみて、「あ、春日ってこういうキャラクターなんだ」っていうのがわかるようになりました。

– 春日を演じることによって、伊藤さんの変態性が開花することってなかったんですか?

伊藤健太郎
撮影は1ヶ月だったんですが、その間は確かに開花しなかったわけではないですね。
変態ってこういうことなのかなってわかってしまう部分がありました。今はないですけど。

飯豊まりえ
(伊藤健太郎と玉城ティナの)2人の関係性を見てると少し羨ましいなと思いました。

伊藤健太郎
まぁ、あれだけいろいろやったらね。

玉城ティナ
役を全うしたね。

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青春時代の暴走エピソード

– 今だから言える青春時代のエピソードはありますか?

伊藤健太郎
秋田さんは現役の学生ですが、なにかありますか?

秋田汐梨
暴走というより、私自身あまり好きなものが少なすぎる中、韓国は好きで、いつも動画を観てたら、いつの間にか韓国語が話せるようになりました。

玉城ティナ
私は、(飯豊)まりえと高校が一緒なので、青春時代を分かち合った感覚はありますよね。

飯豊まりえ
ティナは学生時代、モテモテでした。すごいアタックされているのを見てました。
で、高1の時、お仕事が忙しいティナのためにクラスで頑張ってね会が開かれているのを見て、「人気者だなぁ」って感じてました。

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玉城ティナ
そんなことあったっけ?

飯豊まりえ
なんで忘れてるのよ(笑)
でも、卒業式の時、二人でいつか一緒にお芝居できたらいいねって言い合ってたんです。それが実現しました。

玉城ティナ
共演二回目ですね。すごい嬉しいです。不思議な感じ。

(会場拍手)

– 伊藤健太郎さんは?

伊藤健太郎
青春時代はすごい楽しんでいました。地元の仲間たちがいるんですけど、今だからごめんなさいですけど、当時の先生、ほんとにすみませんでした!

これから映画をご覧になる方へのメッセージ

井口昇監督
僕は高校時代、学校に居場所が無い時が多くて、この作品は自分の居場所が見つからない方に観ていただけたら嬉しく思います。
学校、会社、家庭、いろいろ悩みが多いかたもいると思います。そういう方に救いになる作品になればいいなと思っています。

伊藤健太郎
この映画って、超変態狂騒劇って歌っているくらいなので、一見、過激なのかなと思われる方はたくさんいらっしゃると思うんですけど、実は根っこの部分は、特に男性の方々は共通して思春期を通ってきた方々であれば、ぜったい共感できるようなことがたくさん詰まっていると思います。
思春期のお子さんをお持ちの親御さんであれば、その頃の気持ちを思い出してもらってお子さんの気持ちを理解できるきっかけにもなってくれたら嬉しいなと思っています。

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フォトギャラリー

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伊藤健太郎
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玉城ティナ
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秋田汐梨
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秋田汐梨
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飯豊まりえ
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井口昇監督
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映画『惡の華』

【ストーリ―】
あの夏、僕は仲村さんと出会い、リビドーに目覚めた。
山々に囲まれた閉塞感に満ちた地方都市。中学2年の春日高男は、ボードレールの詩集「惡の華」を心の拠り所に、息苦しい毎日をなんとかやり過ごしていた。ある放課後、春日は教室で憧れのクラスメイト・佐伯奈々子の体操着を見つける。衝動のままに春日は体操着を掴み、その場から逃げ出してしまう。その一部始終を目撃したクラスの問題児・仲村佐和は、そのことを秘密にする代わりに、春日にある“契約”を持ちかける。こうして仲村と春日の悪夢のような主従関係が始まった・・・。
仲村に支配された春日は、仲村からの変態的な要求に翻弄されるうちに、アイデンティティが崩壊し、絶望を知る。
そして、「惡の華」への憧れと同じような魅力を仲村にも感じ始めた頃、2人は夏祭りの夜に大事件を起こしてしまう・・・

伊藤健太郎 玉城ティナ 秋田汐梨 / 飯豊まりえ
北川美穂 佐久本宝 田中偉登 松本若菜 黒沢あすか
高橋和也 佐々木すみ江 坂井真紀 鶴見辰吾

原作:押見修造「惡の華」(講談社『別冊少年マガジン』所載)
監督:井口昇  脚本:岡田麿里
主題歌:リーガルリリー「ハナヒカリ」
製作:『惡の華』製作委員会(ハピネット ひかりTV ファントム・フィルム 角川大映スタジオ 日活)
配給・宣伝:ファントム・フィルム
©押見修造/講談社 ©2019映画『惡の華』製作委員会
公式サイト:akunohana-movie.jp
公式Twitter:@akunohana_movie

予告編

9月27日(金)、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

惡の華
『惡の華』本ビジュアル

[写真:Ichigen Kaneda/動画・記事:Jun Sakurakoji]