2019年7月13日、16回目となる“若手映像クリエイターの登竜門”「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019」が開幕。そのオープニング上映作品として、『イソップの思うツボ』の舞台挨拶&上映が行われた。(動画&フォトギャラリー)

イソップの思うツボ
浅沼直也監督/上田慎一郎監督/中泉裕矢監督/井桁弘恵/石川瑠華/紅甘/佐伯日菜子/斉藤陽一郎

本作は、『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督によるオリジナル脚本&トリプル監督作品。上田と共に監督を務めるのは、『カメ止め』では助監督を担当し、スピンオフ版の監督も務めた中泉裕矢と、同作でスチールを担当した浅沼直也。
キャストは、ネクストブレイクが期待される若手女優、石川瑠華、井桁弘恵、紅甘。そして、斉藤陽一郎、佐伯日菜子が登壇した。
そもそも、上田慎一郎監督はSKIPシティ国際Dシネマ映画祭と縁が深く、SKIPシティ製作による2015年公開のオムニバス映画『4/猫 ねこぶんのよん』の「猫まんま」にて商業作品デビューを果たしている。『カメラを止めるな!』の大ヒットにより、見事、凱旋として、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭に戻ってきた形だ。

舞台挨拶詳細レポート

舞台挨拶は動画でもどうぞ!

– SKIPシティ国際Dシネマ映画祭に戻ってこられた今のお気持ちは?

浅沼直也監督
2012年に出会った時は、中泉さんはちょっととっつきにくくて、上田さんとは喫煙所で少しお話したという記憶です。
そこから3人でいろんな企画を一緒にやりながら、今や、マブダチになったという感じがします。

上田慎一郎監督
2015年に、それぞれが独立して監督した『4/猫 ねこぶんのよん』というオムニバス映画を撮ったんですけど、その時に一緒に宣伝活動をする中で、猫の仮装をしたりして、その時から我々はちょっとずつ仲が良くなってきました。その頃に、3人一緒にやりたいねという話を居酒屋でして、そこから始まったのが『イソップの思うツボ』です。

イソップの思うツボ
浅沼直也監督/上田慎一郎監督/中泉裕矢監督

– 3監督体制というのはいかがでしか?

上田慎一郎監督
2016年から企画が本始動したんですが、それから2年近く、企画が固まらなかったんです。各々、タイプも好みもぜんぜん違うので、どういうった映画を作ろうという段階のまま2年が経ちました。

浅沼直也監督
その2年間は、お互いの映画を観せあったりとか、それぞれが好きな映画ベスト10を紹介したりとか、そういう濃厚な時間を過ごしました。僕はそれは長い夏休みだったような気がしています。

– 三監督による演出の現場はいかがでしたか?

井桁弘恵
シーンごとに監督が違うということもあって、わからないことをまずどなたに聞けばいいのかがわからなかったです(笑)
どなたに相談したらいいかをまず相談するという(笑)
でも、いろんな議論ができて、充実した現場でした。

イソップの思うツボ
井桁弘恵

石川瑠華
イゲちゃん(井桁弘恵)も言ってたとおり、シーンごとに監督が違って。そして最後のシーンで、監督3人の熱量が合わさったんです。
3人の熱量が一度にくると、こちらも圧迫されてしまって、すごい経験したなと今振り返ると思います。

イソップの思うツボ
石川瑠華

紅甘
監督が3人いるんですけど、もはや1人もいない、みたいな(笑)
まだよくわかってないです(笑)

イソップの思うツボ
紅甘

佐伯日菜子
お三方共、マブダチだけあって、すごくいいチームワークでした。

イソップの思うツボ
佐伯日菜子

斉藤陽一郎
我が強い3人なので、現場は大変だろうなと思ったら、やっぱり大変だったです。
そういう中で作品ができあがりまして、是非楽しみにご覧いただきたいです。

イソップの思うツボ
斉藤陽一郎

ネクストブレイク必至の3人のヒロイン

イソップの思うツボ
井桁弘恵/石川瑠華/紅甘

イソップの思うツボ

中泉裕矢監督
紅甘ちゃんは、しゃべるとすごい個性的で、Wordのセンスがあって話すと楽しくなります。僕らが気づかないこともサラっと会話に中に混ぜ込んでくれてそこがすごく魅力的な女性です。

上田慎一郎監督
石川瑠華さんは、あどけない、きゃぴきゃぴした雰囲気ですけど、何を考えているかわからない色気のみたいなものがオーディションの時からあって、それに惹かれました。

浅沼直也監督
井桁さんはほんとに太陽ですね。太陽って自分の明るさに無自覚なところがありますが、それくらい明るい感じで素晴らしいです。

– 最後にこれから作品をご覧になる方に監督からメッセージをお願いします。

浅沼直也監督
わたしたち3人、2012年に出会ってから、それぞれ成長して再会してこうやって作品を皆さんにお届けできるというのはすごく嬉しく思っています。

上田慎一郎監督
3人共同監督で1本の作品を作るというのは世界的にも例を見ないことで、それは大変だろうなと思ったんですけど、周りの方々にも絶対うまくいかないよ、やめとけって、言われたんですけど、やめとけと言われれば言われるほどやってみたくなって、チャレンジした映画です。今この映画を一緒に作れて良かったなと思う瞬間が現場であったことが嬉しかったです。
エンタテインメントの映画でリラックスして御覧くださいと言いたいところですが、序盤からいろんな仕掛けやら何やらがありますので、前のめりになって楽しんでいただければと思います。

中泉裕矢監督
3人のヒロインをとても魅力的に撮っている映画なので、そこに注目して観ていただきたいです。
是非楽しんでご覧になってください。

イソップの思うツボ

フォトギャラリー

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019(第16回)
会期:2019年7月13日(土)~7月21日(日) <9日間>
会場:SKIPシティ(埼玉県川口市上青木3-12-63)
内容:国際コンペティション、国内コンペティション、特集上映、関連企画、イベント等
主催:埼玉県、川口市、SKIPシティ国際映画祭実行委員会、特定非営利活動法人さいたま映像ボランティアの会
公式サイト:www.skipcity-dcf.jp

映画『イソップの思うツボ』

構想3年、監督3人!『カメラを止めるな!』の“快感”再び!!
あの有名童話さながらに、ウサギとカメ、そしてイヌが“奇想天外”な騙し合い!
やがてむき出しになる、3つの家族それぞれの“正体”…あなたは見破れるか!?

【STORY】
“家族”の仲も良く、カメだけが友達の内気な女子大生、亀田美羽。大人気“タレント家族”の娘で、恋愛体質の女子大生、兎草早織。
“復讐代行屋父娘”として、その日暮らしの生活を送る戌井小柚。三人の少女が出会う時、最高の奇跡が起こる――。
これは、甘く切ない青春映画・・・・ではない!騙されるな!!!!!!
誘拐、裏切り、復讐、はがされる化けの皮!予測不能の騙しあいバトルロワイヤル!

出演:石川瑠華 井桁弘恵 紅甘 斉藤陽一郎 藤田健彦 髙橋雄祐 桐生コウジ 川瀬陽太 渡辺真起子 佐伯日菜子
脚本:上田慎一郎 共同脚本:浅沼直也、中泉裕矢 監督:浅沼直也、上田慎一郎、中泉裕矢
製作:埼玉県/SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ
制作・企画:デジタルSKIPステーション
制作プロダクション:オフィス・シロウズ
配給:アスミック・エース
<2019/日本/シネスコサイズ/5.1CH/87 分>
©埼玉県/SKIP シティ彩の国ビジュアルプラザ
公式Twitter:turtle_themovie

8月16日(金)より全国ロードショー

イソップの思うツボ