僕に、会いたかった
錦織良成監督/山口まゆ/TAKAHIRO/松坂慶子/柴田杏花/秋山真太郎

5月11日、TOHOシネマズ日比谷にて、映画『僕に、会いたかった』の公開記念舞台挨拶が行われ、単独主演初のTAKAHIRO、松坂慶子、山口まゆ、柴田杏花、秋山真太郎、錦織良成監督が登壇した。12日が母の日ということで、作中、息子を演じたTAKAHIROから松坂慶子にカーネーションの花束をプレゼントする一幕も交えつつ、撮影現場でのエピソードなどを明かした。(フォトギャラリー)

舞台挨拶では終始盛り上げ役のTAKAHIROだが、松坂慶子は「今日は面白い人ですけど、撮影では独り離れて気持ちを作られたり、とても真面目でストイックな方でした。」とTAKAHIROの演技への取り組みの真剣さを明かすと、錦織監督も「TAKAHIROさんは、リハーサルの段階から(気持ちが入って)泣き出すピュアな方でした」と同調。そして続けて「松坂慶子さんもピュアでおおらかな方。隠岐の島の人々のイメージどおりで、本作を企画した時から松坂慶子にぜひオファーしたいと考えてました。」と、監督から松坂慶子に直接手紙を送ったことも明かされた。

本作の舞台、そしてロケ地ともなった隠岐の島は、“島留学生”という制度があり、島外から留学している学生がいる。映画の中でも描かれている島留学生を演じた、山口まゆ、柴田杏花は、「島留学生は自身が決意して来ていることもあり、皆、アイデンティティがしっかりしていて、尊敬させられる。(実際に自分たちも寮生活を体験しながらの撮影は)人間として大切にしなくてはいけないものを取り戻せた期間だった。」と振り返った。

僕に、会いたかった
TAKAHIROから、松坂慶子へ、母の日プレゼントとして、カーネーションの花束が贈られた

僕に、会いたかった

舞台挨拶詳細

※上映後舞台挨拶でもあり、ネタバレにつながる発言はカット、もしくは言い換えています。

僕に、会いたかった
松坂慶子をエスコートするTAKAHIRO

– TAKAHIROさんが松坂慶子さんをエスコートされて登壇されました。

TAKAHIRO
ジェントルマンなんで(笑)

映画公開を迎えて

TAKAHIRO(池田徹 役)
昨日、公開初日を迎えまして、ようやく皆さまの元にこの映画が届いたなという思いで嬉しく思っています。

僕に、会いたかった
TAKAHIRO

松坂慶子(池田信子 役)
こんなに素敵な息子の母ということでドキドキしたんですけども、隠岐の島に入りましたらね、(TAKAHIROさんは)日に焼けて無精髭も生やして、ほんとに精悍な漁師さんになられててビックリしました。別人のように島に馴染んでいらっしゃいました。
この映画、お友だちにも薦めてくださいね。どうぞよろしくお願い致します。

僕に、会いたかった
松坂慶子

山口まゆ(木村めぐみ 役)
今日は上映後の舞台挨拶ということで、ネタバレを気にせずにお話させていただけたらと思います(笑)

僕に、会いたかった
山口まゆ

柴田杏花(横山愛美 役)
この作品の台本を最初にいただいたのは2年半くらい前で、その時は題名も違いました。
そして撮影が始まって、台本の内容もどんどん変わっていったりする中、島に皆んなが溶け込んでいって、家族みたいな感じで撮影させていただきました。
今日、監督をはじめとする素晴らしいキャストの方々と一緒にこうして、皆さんの前に立たせていただけているということが、ほんとに幸せです。

僕に、会いたかった
柴田杏花

秋山真太郎(坂本雄太 役 兼プロデューサー、共同脚本)
ロケ中にどんどん台本を変えてしまい、大変申し訳ございませんでした(笑)
昨日公開になりまして、こうやって皆さんに観ていただける日が来てほんとに安心しています。

僕に、会いたかった
秋山真太郎

錦織良成監督
昨日初日を迎えまして、今日、キャストの皆さんとこの場に立てたことほんとに嬉しいです。

僕に、会いたかった
錦織良成監督

ロケ地・隠岐の島での公開直前イベントの思い出

– ロケ地となった隠岐の島に、先日、公開直前イベントとしてTAKAHIROさんと松坂さんが行かれたそうですが、どんな雰囲気でしたか?

TAKAHIRO
出雲でもご挨拶させていただきまして、そして隠岐の島にも行かせていただいたんですが、皆さん、ほんとに映画の完成を喜んでくださいました。撮影中は、島の皆さんには全面的に協力いただいたので、身内のような気持ちで観ていただけたと思います。

松坂慶子
隠岐の島の方々にはほんとにお世話になりましたし、映画にも出演いただいたので、みんなで試写を観れて嬉しかったです。
隠岐の島の、“オキタンポポ”とか、沖あさりとか、島の人たちがそう呼んでいる日本の古来種が今も生息しているんです。
隠岐の島はもう何万年も変わっていないような空気があって、自然も厳しい中、島の人たちが心豊かに暮らしているのを見て、隠岐の島が大好きになりました。
そういう島の女性を演じさせていただいて光栄で、幸せでした。
そして、TAKAHIROさんがほんとにしっかりしてて、現場でもいつもフォローしていただいて。

TAKAHIRO
こんなにお綺麗な方がお母さんでいてくれるなんて、僕もそうですけど、タンポポにも感謝してほしいです(笑)

– 秋山さんは舞台になっている島前高校に行かれたということですが、公開直前イベントはいかがでしたか?

秋山真太郎
島の方々にはたくさん協力していただいて、僕らも一緒に生活をさせてもらっているような感覚で映画を作ってきたので、凱旋上映させてもらった時は「おかえりなさい」って皆さんに迎え入れていただいて、非常に温かい舞台挨拶になりました。

撮影中、島内巡りを楽しんだ

– 松坂さんは撮影中のお衣装のままバスに乗られて、島内をあちこち巡られたそうですが。

松坂慶子
そうなんです。TAKAHIROさんが鯛を釣った船越っていう場所が大好きで、バスで何度も行って楽しんでました。
夏にでもね、カヤックをやりに行こうかと思っています。

– 松坂さんってこれだけオーラがあられますが、島内で“お母さん”として存在されるのはすごいですよね。

TAKAHIRO
最初にお会いした時は後光がさしているような神秘を感じるくらいだったんですけど、役に入られるとほんとに島の一人のお母さんとして、スッとそこに佇んでいらっしゃって、流石だなというのを感じました。

島留学生は強いアイデンティティを持っている

– 山口まゆさんは、島留学生としての重要な役どころですが、演じられてみていかがでしたか?

山口まゆ
めぐみ自身は、とても強い人で、私はそれを絶対に忘れないように演じました。そして、東京から隠岐の島に来るっていう決意というのが私はすごく尊敬できるなと感じました。
島に来ると温かい環境で、何も準備をしていかなくても皆さんが受け入れてくれます。実際の島の方々も同じようにとても温かくしていただいて、それが映像にも表れていると思います。

– 柴田さん、島留学生を演じられる上で実際に寮にお泊りされたと伺ってますが、都会の高校生と島の高校生とは違いますか?

柴田杏花
私たちも実際に東京から島に撮影に行ったということで、島留学を疑似体験させていただいた感覚で撮影をしていたのですが、さっきまゆちゃんも言っていたように、島留学生の高校生たちは、島に行く決意があるということで、皆さんすごく自分自身のアイデンティティを強く持っていらっしゃいます。そこがすごく尊敬できるなと思いました。
自分たちも島に行って気付かされることとか、人間として大切にしなくてはいけないものを取り戻せた期間だったので、島留学って素晴らしいなと感じました。

TAKAHIRO
でも、島にはここまで背中が空いている子はいないですけどね。

僕に、会いたかった

(会場笑)

– 前回の完成披露の舞台挨拶の時もそうでしたが、TAKAHIROさんは、島留学生を演じたお2人の布の量を気にされるんですね?

TAKAHIRO
そうなんですよ。心配なんです。これから夏ですし、あんまり布が少なくなってくると露出が増えるんで、できるだけ布は使ってほしいなと(笑)
前回の舞台挨拶の時は、背中に思いっきり穴が空いていたんで、洋服を買ってあげなきゃなって思って。
親心がすごく溢れますね(笑)

松坂慶子に手紙を書いてオファーした錦織監督

– 今回、松坂慶子さんをキャスティングする際に、お手紙を書かれたとか?

錦織良成監督
企画段階で隠岐の島に取材に行った時に、島の人たちがとてもオープンマインドで。
で、プロデューサーとキャスティングを相談した時に、ピュアな感じというか、すごく温かい感じのイメージから、最初に浮かんだのが松坂慶子さんでした。そしてついついお手紙を書いてしまいました。
松坂慶子さんはとてもピュアでおおらかなマインドの方で、映画全体を包み込んでくれるたような作品にできました。
大変感謝しております。

– 松坂さんは、監督から熱烈なオファーをいただいた時はどんなお気持ちでしたか?

松坂慶子
ほんとにもったいないことでありがとうございます。
監督の映画って、俳優の皆さんが自然で素顔が出ているような気がします。だから今まで自分が知らないものがきっと映画の中で引き出されるんだろうなと思って楽しみにしていました。
そしてそのとおりでした。ありがとうございます。

TAKAHIROもピュアで真面目な方

錦織良成監督
TAKAHIROさんもピュアな方で、本番の撮影が始まる前から泣いてるんですよね。
TAKAHIROさん、舞台挨拶ではふざけたコメントもよくされますけど、実はものすごく真面目な人です。

TAKAHIRO
はい。案外そうなんですよね。

錦織良成監督
本人がそう言うと信憑性に欠けますが(笑)

TAKAHIRO
でも、松坂さんのピュアさに触れられるだけで、涙腺が緩んでしまいますね。
実際は泣かないシーンでも泣きそうになるので、リハーサルの段階で思いっきり泣いて涙を枯らしてから、本番に臨みました。

松坂慶子
現場から少し離れたところでお独りになって気持ちを作られてたりしてましたね。
現場ではほんとに真面目にストイックにされてました。
今は面白い人になってますけどね(笑)

最後のメッセージ

TAKAHIRO
昨日、ようやく公開初日を迎えまして、ほんとにスタッフの方々からもいろんな年齢層の方が来てくださっているということをお聞きしました。
公開したばかりですが、これからもっともっとたくさんの方々にこの映画をご覧になっていただけるように引き続き、キャスト・スタッフ一同、この映画を盛り上げていきたいと思っています。
皆さんもどうかお力添えのほど、よろしくお願いします。

僕に、会いたかった

フォトギャラリー

DSC_9214-2.jpg
DSC_9270.jpg
Z6J_6310.jpg
TAKAHIRO
Z6J_6372.jpg
TAKAHIRO
Z6J_6384.jpg
TAKAHIRO
Z6J_6625.jpg
TAKAHIRO
Z6J_7091.jpg
TAKAHIRO
Z6J_6941.jpg
TAKAHIRO
Z6J_6946.jpg
TAKAHIRO
Z6J_7107.jpg
TAKAHIRO
Z6J_6976.jpg
TAKAHIRO
Z6J_6344.jpg
松坂慶子
Z6J_6397.jpg
松坂慶子
Z6J_6603.jpg
松坂慶子
Z6J_6654.jpg
松坂慶子
Z6J_6673.jpg
松坂慶子
Z6J_6428.jpg
Z6J_6438.jpg
Z6J_6480.jpg
Z6J_6521.jpg
Z6J_6328.jpg
山口まゆ
Z6J_6675.jpg
山口まゆ
Z6J_6693.jpg
山口まゆ
Z6J_6703.jpg
山口まゆ
Z6J_6713.jpg
山口まゆ
Z6J_6728.jpg
山口まゆ
Z6J_6355.jpg
柴田杏花
Z6J_6639.jpg
柴田杏花
Z6J_6813.jpg
柴田杏花
Z6J_6817.jpg
柴田杏花
Z6J_6823.jpg
柴田杏花
Z6J_6853.jpg
柴田杏花
Z6J_6562.jpg
秋山真太郎
Z6J_6578.jpg
秋山真太郎
Z6J_6597.jpg
秋山真太郎
Z6J_6933.jpg
錦織良成監督
Z6J_6734.jpg
Z6J_6747.jpg
Z6J_6787.jpg
Z6J_6792.jpg
Z6J_6870.jpg
Z6J_6890.jpg
Z6J_6894.jpg
DSC_9507-3.jpg
DSC_9510-2.jpg
Z6J_6998.jpg
松坂慶子
Z6J_7011.jpg
松坂慶子
Z6J_7037.jpg
Z6J_7066.jpg
松坂慶子
Z6J_7124.jpg
松坂慶子
Z6J_7152.jpg
Z6J_7409.jpg
Z6J_7214.jpg
Z6J_7337.jpg
Z6J_7402.jpg
DSC_9584.jpg
DSC_9590.jpg
Z6J_7460.jpg

映画『僕に、会いたかった』

作品概要

ある事故をきっかけにして、記憶を失った男、徹。
その後の日々を優しく見守る、母と島の人々。
本島から島へ来る留学生たちとの触れ合いの中で、徹の記憶は蘇るのか?
島の愛は、人の心を救えるのだろうか?
その裏側には家族の、温かくも切ない秘密があった。
漁に出られなくなった元漁師は島で懸命に今を生きようとするも、「ありがとう」を言いたい人も忘れ、心だけが前に進まない。そんな男を、島の人々の優しさが包み込む。
雄大な自然に囲まれた島で、男は“自分自身”を見つけることができるのか?
事故の真相を知った時、男は……。

「EXILE」のヴォーカリストとして確固たる人気を誇り、俳優としても活躍するTAKAHIRO。満を持して、映画で初めて単独主演した感動作が『僕に、会いたかった』だ。
これまでの華やかなイメージから一転、12年前に起こった事故がきっかけに記憶を失くした元漁師という難役に挑戦。映画俳優として、新境地を切り開いた。
ドラマを支えるのは、NHK 連続テレビ小説「まんぷく」に出演中の松坂慶子、“カメレオン俳優”と呼ばれる名バイプレーヤーの小市慢太郎らベテラン実力派、ドラマ「コウノドリ」『相棒 劇場版Ⅳ』の山口まゆ、『ソロモンの偽証』で準主役を務めたボーカルダンスユニット「M!LK」の板垣瑞生ほか、柴田杏花、浦上晟周、小野花梨など次世代を担う若手が脇を固める。
家族の絆と再生を描いた感動の人間ドラマ。家族との「今」を大切にしたくなる

TAKAHIRO /山口まゆ 柴田杏花 板垣瑞生 浦上晟周 小野花梨/宮本裕子 吉野由志子 川村紗也 斉藤陽一郎 清水 宏 山下容莉枝/秋山真太郎 黒川芽以
小市慢太郎 /松坂慶子
監督/錦織良成 エグゼクティヴ・プロデューサー/EXILE HIRO 脚本/錦織良成 秋山真太郎 音楽/瀬川英史 撮影/金子正人 照明/吉角荘介 録音/西岡正巳
編集/栗谷川 純 配給/LDH PICTURES (C)2019『僕に、会いたかった』製作委員会
2019 年/日本/カラー/5.1ch/シネマスコープ/96 分
公式サイト:bokuai.jp

5月10日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

[写真・記事:Jun Sakurakoji]

関連記事

感情豊かな“俳優”TAKAHIRO。映画『僕に、会いたかった』完成披露上映会舞台挨拶