「勝つ」んじゃなくて「負けない」ということ

映画『ライズ ダルライザー –NEW EDITION-』
三浦佑介(田辺役)/桃奈(妻ミオ役)/和知健明(プロデューサー・主演)/山﨑さやか(母ルリ子役)/山口太郎(野田役)/佐藤克則 監督

2018年2月に都内で限定公開されるや否やクチコミが広がり、多くの観客が詰めかけた『ライズ -ダルライザー THE MOVIE-』。
映画レビューサイトでも軒並み高得点を獲得、再上映を求める声が高まり、この度、新たに編集を施したニューバージョン『ライズ ダルライザー –NEW EDITION-』として3月9日(土)より全国順次公開となり、初日舞台挨拶が池袋シネマ・ロサで行われた。(動画&フォト)

福島県白河市のご当地ヒーロー「ダルライザー」!

ダルライザーとは、白河市の名産である〈ダルマ〉と、「起き上がる」の意味の〈ライズ〉を組み合わせたヒーロー。
自分で縫製したスーツを身に着けるだけの、まさに我々と同じ“普通の人”。そんな彼が傷つき成長しながら、愛する者を守るため満身創痍で悪に立ち向かう姿を描く。
この “等身大のヒーロー”を産み出したのは、劇中でも自ら同キャラに扮する和知健明(わちたけあき)。

2008年、福島県白河市在住の和知健明が、街の活性化を願い、自ら考案し、ヒーローショー活動を行っていた。
「ダルライザー」が伝えたいのは、名産のダルマのように「七転び八起」というメッセージ。
そんな中、2011年の東日本大震災が起き、ヒーローショーの活動も停止。そして2015年、「人々を元気づけたい」と和知は映画化を決意したという。
そしてこの映画が目指すのは、白河市だけでなく、映画として全国に広がって、日本全体を元気にすることだそうだ。

「ダルライザー」のデザインについては、2018年2月に映画公開された当初、「アメコミ映画みたい」とネットを中心にクチコミが広がったが、和知健明自身、小学生の頃に、トッド・マクファーレンが描いたアメコミ「アメイジング・スパイダーマン」に衝撃を受けたことがルーツにもなっている。

舞台挨拶レポ!

ダルライザー誕生のきっかけ

– 和知さんはダルライザーでヒーローショーをされていたとか?

和知健明(プロデューサー・主演)
はい。ダルライザーは映画のために作ったキャラクターではなくて、地元活性化のために作ったキャラクターです。
自分の子どもが生まれた時に、未来がこのままでいいのかなと思って心配になって、街を活気づけようとダルライザーを作りました。

映画『ライズ ダルライザー –NEW EDITION-』
和知健明(プロデューサー・主演)

映画にすることによって、日本各地の地方に元気を届けたい

「勝つ」んじゃなくて「負けない」ということ

– どうして映画にされようと思ったんですか?

和知健明(プロデューサー・主演)
この映画というか、ダルライザーの言いたいことは、簡単に言うと「自分でなんとかしなさい」。
独りでなんとかしなさいじゃなくて、自分でなんとかしなさい。
それは自分がやりたいことがあったら、誰かに力を貸してくれというのも自分からの行動となります。
そうやって自ら行動する子どもたちが生まれてくれれば、すなわち、「転んでいもいいから立ち上がるんだ」という精神を子どもたちに伝えることができたら、どんな未来がやってきても強くなれるかなと思って、今回の映画を作りました。
ヒーローショーだけだと伝える限界というのがあるので、映画という大きなものにチャレンジしたということです。
本作を観ていただいたらわかりますが、「勝つ」んじゃなくて「負けない」ということ。
勝とうとしなくていいから、負けないということを伝えていきたいと思います。

– 実際に映画になって、伝わっているな、届いているなという実感はありますか?

和知健明(プロデューサー・主演)
はい。この映画を観て元気になったというお声を聞くので、それは本望です。
皆さんの自身の中にある“ヒーロー”というものを信じてもらって、どんどん前向きな日々を送ってもらえればなと思っています。

映画『ライズ ダルライザー –NEW EDITION-』

舞台挨拶の続きは動画で!

映画『ライズ ダルライザー –NEW EDITION-』

STORY

東京で俳優を志しながらも夢破れ、妻の妊娠をきっかけに故郷の福島県白河市に帰ってきたアキヒロ。家族のために真っ当な人生を歩もうと就職を決意するものの、俳優業を諦めきれない彼は、ある日町おこしのキャラクターコンテスト開催を知って“ダルライザー”というキャラを考案、ご当地ヒーローとして活動を開始する。
しかしその頃、ある恐るべき陰謀が秘密裏に進められていた…。

出演:
和知健明 三浦佑介 桃 奈 山口太郎 佐藤みゆき 山﨑さやか
田村 諭 宮尾隆司 赤城哲也 古川義孝 鈴木桂祐 鈴木裕哉 湯本淳人 緑川順子
フスト・ディエゲス 井田國彦
原作/プロデューサー:和知健明 監督・脚本/佐藤克則
製作:ダルライザープランニング 配給:ダルライザープランニング/アムモ 98
2018 年/日本/カラ―/119 分/シネスコサイズ/5.1ch ©2018 Dharuriser Planning
公式サイト:http://www.dharuriser.com/movie/

3月9日(土)より、池袋シネマ・ロサほか全国順次公開!

映画『ライズ ダルライザー –NEW EDITION-』

[写真:Ichigen Kaneda/動画・記事:Jun Sakurakoji]