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MOOSIC LAB 2018 映画『日本製造/メイド・イン・ジャパン』が短編ながら単独上映。3月1日まで連続舞台挨拶

短編映画ながら単独上映!初日から満席!

2月23日に新宿K’s cinemaで、映画『日本製造/メイド・イン・ジャパン』の単独上映がスタート。
初日には満席の中、舞台挨拶が行われ、会場は大いに盛り上がった。
『日本製造』は、音楽×映画の祭典“MOOSIC LAB 2018”(ムージック・ラボ2018)にて、短編部門 観客賞・審査員特別賞・最優秀男優賞(小西貴大)を受賞した作品。
30分の短編映画が今回のように単独で上映されることは珍しい。上映は、2月23日(土)から始まっており、本編に加えて、YouTuber(真魚)のスピンオフ作品(10分)が同時上映される。

本作は、2月23日から3月1日まで新宿K’s cinemaで1週間限定上映。連日、舞台挨拶が行われる予定。
※登壇者の最新情報は、公式Twitter(@madeinjapanmov)でご確認ください。

映画『日本製造/メイドインジャパン』

解説

映画『日本製造/メイド・イン・ジャパン』は、長編デビュー作「Noise ノイズ」で注目を集める新鋭・松本優作が監督・脚本を手がけた短編作品。
「MOOSIC LAB2018」に出品され、短編部門の審査員特別賞・観客賞・最優秀男優賞(小西貴大)を受賞した本作。出演は「少女邂逅」の土山茜、「カメラを止めるな!」の真魚。人気アイドルグループ「ゆるめるモ!」が劇中歌を担当。

ストーリー

工業地帯の河川敷で、未成年による凶悪な殺人事件が起きた。
近くの工場で働く恭一は、雑誌に書かれた事件の記事から、犯人がバイト先での後輩だったことを知る。それをTwitterでつぶやくと様々なメディアから取材依頼が殺到。記者の取材を受けることに…。

出演:小西貴大 比嘉梨乃 新谷皓平 土山茜
真魚 山本篤士 佐野弘樹 大河内奏至 杉山薫 山中雄輔 伊藤慶徳 大山真絵子
劇中音楽 ゆるめるモ!
監督・脚本・編集 松本優作
プロデューサー:内田英治 藤井宏二
撮影監督:岸建太朗
照明:鈴木宏佑
録音:井口慶
カラーグレーディング:星子駿光
サウンドデザイン:落合諒磨
企画協力:直井卓俊
制作協力:Libertas vivio  配給協力:SPOTTED PRODUCTIONS
2018年/30分/日本/カラー/シネマスコープ/ステレオ ©︎Directors Box
公式Twitter: @madeinjapanmov

映画『日本製造/メイドインジャパン』

初日舞台挨拶レポ!

(左から)真魚、土山茜、新谷皓平、比嘉梨乃、小西貴大、松本優作監督

上映初日の舞台挨拶に登壇したのは、小西貴大、比嘉梨乃、新谷皓平、土山茜、真魚、松本優作監督ら6名。
異例となる短編映画の単独上映の喜びや、撮影当時の思い出を語った。

小西貴大(恭一 役) 「(新谷が演じる)健太は頭が悪そうだったので、自分も頭が悪くみえるように演じた。」

新谷皓平(健太 役) 「俺、そんなに頭悪そうだった?」

土山茜(沙莉 役) 「観た人に“ムカついた”って言ってもらえる演技をしました、」

比嘉梨乃(夏希 役) 「とにかく調子に乗ることを心がけました。」

真魚(田中マオ13世 役)「誰かのマネにならないYouTuberに。」

監督とキャストで内容を考えながら撮影を進めた

松本優作監督

冒頭、松本監督は「この映画は、ワークショップで集まった人たちとオーディションをしながら、作品をつくっていった。」、「作り方として、物語の軸はあらかじめ決めてあったが、キャストの人たちと内容を考えながら撮影を進めていきたいと思っていた。」と撮影当時を振り返った。
キャストたちも、「自分たちでできる準備は自分たちでやった。」「頼るっていうよりは自分たちでっていう動きがあった。」「事後報告をするのが定番で、ニヤニヤしながら監督がいいよって言ってくれるからやりやすかった。」と口々に語った。

小西は、金髪に染めて、監督の前にいきなり向かったという。この行動をマネージャーでさえ知らなかったことが明かされた瞬間、「一番怒られるやつだよ~」とキャスト一同が口をそろえた。
「あの役はこれだと思いついたからやっちゃった。」という小西に、土山は「気持ちが先走っちゃったんだね。」と声をかけた。
また、マオの髪は赤の理由を監督にたずねると、X JAPANのHIDEのイメージであることが明かされ、真魚が「先に言ってください!」と突っ込む場面も。
キャスト全員、髪が傷んだと口をそろえて言う通り、この映画の製作費で一番かかっているのがカラーリング代だったと明かした。

土山茜

土山茜

8時間かかったラストシーン

松本監督によると、この作品で一番大変だったのは撮影が8時間にも及んだラストシーン。
体力を使う10分くらいの長回しのシーンで、何度もやり直しているうちに、小西の声が枯れたり、比嘉の腕に青あざができたりも。
途中で何をやっているかわからなくなり、監督がどうすればいいのか悩んでいる姿がキャストたちの目にも映っていたそうだ。
最後に、松本監督は、小西以外のメンバーと個人面談で演出の思いを話し、何も知らない小西の生の反応を引き出すことでラストシーンを作り上げたという。

映画『日本製造/メイドインジャパン』

映画『日本製造/メイドインジャパン』

[写真・記事:Ichigen Kaneda]

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