渡辺えり×小日向文世×のん

時を超え、性を超え、物理も超えて30の役をたった3人で演じる

私の恋人

劇作家・演出家・女優の渡辺えりが主宰し、昨年結成40周年を迎えたオフィス3○○(さんじゅうまる)が上演する新作舞台「私の恋人」が決定した。
今年、第160回芥川賞を受賞して注目を集める上田岳弘が2015年に発表した同名原作をベースに、渡辺えり流の切り口で贈る音楽劇だ。
今回は、かねてより渡辺えり作品への出演を熱望していた小日向文世とのんの二人を迎え、渡辺えり自身の念願だった“たくさんの役柄を少人数で演じきる”という手法に挑み、時を超え、性を超え、物理も超えて30の役をたった3人で演じる。
三島由紀夫賞を受賞している話題の原作を、どのようにアレンジし、演技派の3人がどのように表現していくのか注目の作品だ。

渡辺えりとのんといえば、「あまちゃん」での共演が全国的には有名だが、2017年1月に上演されたオフィス3○○の舞台「鯨よ!私の手に乗れ」でも、共演ではないが、のんがキービジュアルのイラストを描き、また、上演後のアフタートークに登場し、渡辺えりと公開対談を行ったという経緯もある。
また、2016年8月の台風10号で大きな被害を受けた岩手県・久慈市に、渡辺えり・のんの二人がお見舞いに駆けつけるということもあった。
そんな渡辺えりと、小日向文世、のんとの関係は、次のコメントからも伺える。

渡辺えり コメント

いつか、一緒に3〇〇の舞台をやりたいと前から言い続けてくれた小日向さん、そして!あまちゃんで共演した時から、いつかやろうと誓いあったのんちゃん。やっとその思いが実現します。
「私の恋人」は今年芥川賞を受賞した上田さんの小説で、私が以前から書き続けて来た戯曲のテーマに重なる稀有な作品です。
真実の愛、永遠の愛の悲痛なパロディの中にニンゲンの本質を見つめる作品です。
全役を3人で演じ、夢を具現化するのが楽しみです。

2月14日「のん with スーパーヒーローズ 野音リベンジ!!!」@クラブチッタより。
2月14日「のん with スーパーヒーローズ 野音リベンジ!!!」@クラブチッタより。

今回の舞台出演について、のんは自身のブログで「目の前のお客さんを前にして劇場の空気を肌で感じながら演技するというのは、役者としていつかは絶対体験したい。そう思っていました。」とコメントしている。
観客としても、女優・のんの“生の演技”を体感できる舞台となるだけに要注目だ。

公演は、8月7日(水)都内近郊でのプレビュー公演を皮切りに、兵庫、鹿児島、山口、福岡、岩手、山形で上演したのち、8月28日(水)〜9月8日(日)東京・本多劇場で上演する。チケットは5月発売予定。

公演概要

オフィス3〇〇「私の恋人」

脚本・演出:渡辺えり
原   作:上田岳弘「私の恋人」(新潮社)
出   演:小日向文世 のん 渡辺えり
ミュージシャン:三枝伸太郎
主   催:オフィス3○○
オフィス3○○ 公式サイト:http://office300.co.jp

<東京公演>
日   程:8月28日(水)〜9月8日(日)
会   場:本多劇場(東京都世田谷区北沢2-10-15)
チケット代金:S席8,300円/A席4,000円
チケット一般発売:2019年5月
問い合わせ:atlas 03-6279-0545(平日12時〜18時)

※ 他、8月7日(水)都内近郊でのプレビュー公演
兵庫、鹿児島、山口、福岡、岩手、山形にて公演