21世紀の女の子
橋本 愛/山戸結希監督

山戸結希監督が企画・プロデュースを務め、15篇から成るオムニバス映画『21世紀の女の子』(2019年2月8日公開)の第31回東京国際映画祭・日本映画スプラッシュ特別上映と舞台挨拶が、11月1日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われた。
登壇したのは、山戸結希監督と、作品のひとつに主演する、女優・橋本愛。
まるで“詩を紡ぐ”ような語り口調で舞台挨拶をする山戸結希監督に、橋本愛も「今日は私も山戸監督の言葉を聞きに来た。」とし、「この映画が、世界が変わっていく歴史の序章のように存在することを願います。」と観客に語りかけた(動画&フォトギャラリー)

新進映画監督、総勢15名が集結

16名の実力派女優陣が主演

山戸結希監督が企画・プロデュースを務める映画『21世紀の女の子』(英題:21st Century Girl)には、80年代後半~90年代生まれの新進映画監督、総勢15名が集結。
“自分自身のセクシャリティあるいはジェンダーが揺らいだ瞬間が映っていること”を共通のテーマとして、各監督が8分以内の短編で表現するオムニバス作品。
各短編の主演には、橋本愛をはじめ、朝倉あき、石橋静河、伊藤沙莉、唐田えりか、北浦愛、木下あかり、倉島颯良、黒川芽以、瀧内公美、日南響子、堀春菜、松井玲奈、三浦透子、モトーラ世理奈、山田杏奈(五十音順)と16名の実力派女優陣が顔を並べている。

レッドカーペットにも登場!

第31回東京国際映画祭の幕開けとなる10月25日に開催されたレッドカーペットにも、松井玲奈、唐田えりか、山戸結希監督など、総勢約40名もの若手女優・若手女性監督らが登壇。この日一番の会場の華やかさを演出した。

21世紀の女の子
唐田えりか/松井玲奈

21世紀の女の子

日本映画スプラッシュ特別上映 舞台挨拶

11月1日、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ。
山戸監督の詩を紡ぐような独特の世界観の舞台挨拶は、その時点で既に観客を映画作品の中に誘っているようにも感じられた。

この映画と共に予言

山戸結希(やまとゆうき)監督
この世界には未来を変える映画はいくつあるでしょうか?
皆さんは、『21世紀の女の子』はどんな映画だと思われていらっしゃいますか?
あるいはこの映画はどのようにこの世界を変え得るのでしょうか?
2018年の今、ここで予言してみたいと思います。
私たちの生きる東京では、映画を作る女の子が突然変異的に増えていくんじゃないかなって、私はこの映画と共に予言させていただきます。

21世紀の女の子
橋本愛/山戸結希監督

たった一人の女の子を変える芸術

山戸結希監督
たった一人の女の子を変える芸術は、どんなものでしょうか?
それは小説でしょうか?
音楽でしょうか?
あるいは漫画でしょうか?
どれも素晴らしい芸術だけど、この世界でたったひとつ、すべてが集約される芸術があります。
その芸術とは複製芸術で、田舎に暮らす女の子でも、遠くに遠くに最上の芸術を届けられる可能性を秘めています。

そして神話になる。

山戸結希監督
映画という芸術作品のすべてを賭けてみたいと思っています。
そうした時に、ここで私たちと(お客さんが)手を取り合った民話(=今ここで一緒に映画を観ること)が、例えば千年後には神話になるのかもしれません。
この映画を、この宇宙でどんな観客席よりも早く、すべての映画を追い越して、共に観てくださった方と始まる神話があると信じています。
『21世紀の女の子』が私たちの暗闇に灯った時、言葉にならない湧き上がるもの、皆さんと共有するこの思いが、10年後には文化になって、100年後には伝説になって、1000年後には神話になると思います。

見えない言葉を体現した時間を閉じ込めている

– 山戸監督の今の言葉を受けて、お気持ちをお聞かせください。

橋本愛
私は今日皆さんと同じように、山戸監督の言葉を聞きに来ました。
私はこの映画を観て、ほんとに言葉にならない涙が出ました。今もそれを説明することは不可能です。
この映画はそれでも言語化して、同じような誰かに届くようにって、山戸監督や他の監督の皆さんの見えない言葉っていうものがあり、私たちはそれをなんとか体現しようとした時間が閉じ込められています。
私も映画の力を信じているので、この映画が、世界が変わっていく歴史の序章のように存在することを願いますし、皆さんがその序章を見届けた目撃者であるように、そういう宝物みたいなものを持ち帰っていただければいいなと今は願うばかりです。

21世紀の女の子
橋本 愛

なお、橋本愛が主演しているのは、松本花奈監督『愛はどこにも消えない』 。
橋本愛が演じる主人公(チカコ)がずっと信じていた彼氏(ヒロト)が突然失踪。彼を探したその先に待っていた事実とは?

レッドカーペット&舞台挨拶動画

フォトギャラリー

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『21世紀の女の子』
<参加監督>
山戸結希/井樫彩、枝優花、加藤綾佳、坂本ユカリ、首藤凜、竹内里紗、夏都愛未、東佳苗、ふくだももこ、松本花奈、安川有果、山中瑶子/金子由里奈(監督公募)/玉川桜(アニメーション)

<主演キャスト>
橋本愛/朝倉あき、石橋静河、伊藤沙莉、唐田えりか、北浦愛、木下あかり、倉島颯良、黒川芽以、瀧内公美、日南響子、堀春菜、松井玲奈、三浦透子、モトーラ世理奈、山田杏奈(五十音順)

企画・プロデュース:山戸結希
公開:2019年2月8日(金)より、テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
公式サイト:http://21st-century-girl.com/

<主題歌>
「LOW hAPPYENDROLL –少女のままで死ぬ–」(avex trax)
歌:大森靖子、平賀さち枝

[写真:Ichigen Kaneda/動画・記事:Jun Sakurakoji]

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