18世紀ポルトガル、21世紀日本…時代をこえた愛と復讐の記憶たち

故オリヴェイラ組が集結、実力派俳優競演!予告編解禁!

18世紀のポルトガルと21世紀の日本を舞台に、3人の俳優がそれぞれ1人2役に挑んだ異色のラブミステリー『ポルトの恋人たち〜時の記憶』。
このたび、予告編が解禁された。

ポルトの恋人たち〜時の記憶

日本、ポルトガル、アメリカの3か国による本作は、オダギリジョー主演の日米合作『BIG RIVER』(06)やドキュメンタリー『フタバから遠く離れて』(12,14)の2部作を手掛けた舩橋淳監督の集大成的な最新作。
構想3年。撮影は、2016年11月から12月まで、ポルトガルの世界遺産ギマランイスを始め、ポルト、ブラガ、ペニシェ、静岡県浜松市で行われ、哀愁をまとうファドに彩られたこの日本とポルトガルの合作映画は、パウロ・ローシャ監督の『恋の浮島』(83)、ジョアン・マリオ・グリーリョ監督の『アジアの瞳』(97)に続き3作目であり、初の日本人監督作品となる。

主演作が相次ぐ実力派・柄本佑が主演。
18世紀のポルトガルパートでは、ほとんどセリフもない日本人奴隷、21世紀の静岡・浜松パートでは、ブラジル系移民の労働者のクビを平然と切るエリート会社員の2役を演じ分け、浜松パートでは、英語セリフにも初挑戦。
多数の国際映画祭に輝いたポルトガル映画『熱波』(12)のアナ・モレイラと時代も国境も超え恋に身を焦がす役どころだ。
また、二人の恋人たちをポルトガルと日本の2パートで違う形で見守る男を中野裕太が印象的に演じている。
今回解禁となる予告編では、18世紀ポルトガルパートで柄本演じる宗次とアナ演じるマリアナが遥か海の向こうにあるまだ見ぬ理想の地を見つめる。
自由が当たり前ではない時代、ここではないどこかへ居場所を求める二人に降りかかる悲劇。
そして時は21世紀、日本・浜松。不景気の中で小さな夢を糧に生きるも叶わない…愛憎の感情に引き裂かれる人間の業を反復するモチーフで表現していく。
ポルトガルでは“サウダージ”と称される、郷愁、憧憬、思慕、切なさ…人間の中に渦巻く複雑な感情を終盤に響くポルトガルの楽器・ファドの音色に乗せ、雄弁に語っている。

ポルトの恋人たち〜時の記憶

物語の舞台は、リスボン大震災後のポルトガルと東京オリンピック後の日本。
乗り越えられない境遇―境界線(ルビ:ボーダー)によって引き裂かれ、その挙げ句に恋人を殺害された女が、その恨みを晴らすために選んだ手段は、想像もつかないものだった・・。
18世紀と21世紀。登場人物の立場は時代によって微妙に入れ替わりながらもほとんど同じプロットが反復され、デジャブのように交差し、やがて愛憎の不条理に引き裂かれた人間の業をあぶり出してゆく。

予告編映像

出演:柄本佑、アナ・モレイラ、アントニオ・ドゥランエス、中野裕太
製作:Bando á Parte, Cineric, Inc., Office Kitano
プロデューサー:ロドリゴ・アレイアス、エリック・ニヤリ、市山尚三 脚本:村越繁
撮影:古屋幸一 編集:大重裕二 音楽:ヤニック・ドゥズィンスキ  監督・脚本・編集:舩橋淳
配給:パラダイス・カフェ フィルムズ 配給協力:朝日新聞社 協力:ポルトガル大使館
PG-12 公式サイト:porto-koibitotachi.com
【2018/日本=ポルトガル=アメリカ/139分/シネスコ/5.1ch】
(C)2017『ポルトの恋人たち』製作委員会

11月10日よりシネマート新宿・心斎橋ほか全国公開