映画『形のない骨』
小島淳二監督/田中準也/安東清子/高田紀子/熊谷太志/ジョーイシカワ

7月28日、連続テレビ小説「わろてんか」のオープニング映像などを手がけた小島淳二の初監督作品映画『形のない骨』の初日舞台挨拶が、渋谷ユーロスペースで行われた。(舞台挨拶動画&フォト)

『形のない骨』は、小島淳二監督が企画から立ち上げ、5年の歳月をかけて挑んだ。これまで切り取ってきた女性の華やかな瞬間とは真逆となる〈人間の内面〉がじっくりとあぶり出されていく。
格差社会から生まれる一般家庭の貧困や希薄な人間関係、女性蔑視の問題…。次第に追い詰められていくひとりの女性の壮絶な人生を通して、家族とは、人間の優しさとは何かを問いかける『形のない骨』。
理性的であることを求められる現代に生きるすべての人たちに贈りたい人生賛歌が誕生した。
なお、本作は第34回ワルシャワ国際映画祭コンペティション部門 公式上映作品招待されている。

『形のない骨』
安東清子 高田紀子 / 杉尾夢 田中準也 熊谷大志 ジョーイシカワ 渡邉ちえ
監督・脚本・編集:小島淳二
配給:エレファントハウス
公式サイト:http://katachi-nai-movie.com/
2018年7月28日から渋谷ユーロスペースより全国公開

初日舞台挨拶

小島淳二 監督
今回、初監督しています。今日、キャストの方々とここに立てていることをすごく嬉しく思っております。
そもそも2年くらい前に、映画をやるということで200人くらい応募してくださった中で、一人ずつ時間をかけて面接をしました。
最終的には16人の人と3カ月にわたって毎週末ワークショップをやり、その中で脚本に合った人をどんどんキャスティングしていくという形をとりました。

小島淳二 監督
小島淳二 監督

安東清子(良子 役)
私はこの作品が映画参加初となります。オーディションからワークショップまで約6カ月間のことだったんですが、私としては1シーンごとにすごく思い入れが強いです。
稽古の時に一番驚いたのは、セリフひとつひとつに行動を細かく決めていくよう監督からの指示があったことです。
それが自分には合っていて、セリフの動きが一緒だととてもナチュラルに演じることができていたんじゃないかなと感じています。

安東清子(良子 役)
安東清子(良子 役)

高田紀子(和子 役)
私も演技がまったく初めてでありましたが、優しい監督のご指導と、時間をかけた練習でなんとか感情移入ができたのではないと思っています。

高田紀子(和子 役)
高田紀子(和子 役)

田中準也(正 役)
このチームで作り上げてきたこの作品をこれだけの方に観ていただけるということで、ほんとうに感謝します。
ありがとうございます。

田中準也(正 役)
田中準也(正 役)

熊谷太志(圭人 役)
役を演じるにあたって、時間をかけて入り込むようにしてきました。
ですので、撮影の時にカットがかかっても、役の気分のままでいたので、ヘアメイクさんとかスタッフさんに話しかけられても無愛想な対応しかできなくなってしまってました。
今日はその時はすいませんでしたとスタッフさんに謝りたいです(笑)

熊谷太志(圭人 役)
熊谷太志(圭人 役)

ジョーイシカワ(英二 役)
監督をはじめ、スタッフ、キャスト、いろんな思いがこもってます。
特に監督は企画から5年以上、撮影が終わってから1年半以上が経過している中で、こうやって舞台挨拶できる機会をいただけたことを非常にありがたく思っています。

ジョーイシカワ(英二 役)
ジョーイシカワ(英二 役)

小島淳二 監督
決して明るい話ではないんですけど、こういう日常・感覚の中で生きている物語もあるのかなとご鑑賞いただければと思います。よろしくお願いします。

舞台挨拶動画

[動画・写真・記事:Jun Sakurakoji]